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2011年06月27日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 6/27号)

今回のテーマ:「大増税はビジネスチャンス!?」前編             H23/6/27

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
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ジリリリリーーーーン!

ジリリリリーーーーン!



「はい、もしもし〜。」

「グッドサービス工務店です!」



「あーーーーー、こんにちわ!」

「これは、お得意先の家持さん!」

「いつも、ご贔屓いただき、ありがとうございます!」

(^0^)



「今日はどうされましたか?」

「なるほど、この前に言われていたキッチンのリフォームですね。」

「わかりました。今日の午後に伺って、詳細部分をご提案致しますね。」



「ん?」

「この前の見積書をお持ちすれば良いんですね?」

「あと?」

「業者さんも指定ですか?」

「お風呂を工事した会社の担当者が良いんですか?」

(@0@)



「解りました!」

「それらを踏まえて、伺いますので〜!」

「では、後ほど。」

「いつも、ありがとうございます〜。」

(^^;)



チンッ!!



前に出した見積もり・・・・

どこにやったかな???



あと、お風呂のリフォームやったのは、いつだったけ?

どこの業者にいくらで、発注したんだろ?



経理の奥さんが居ないと

分からないな〜〜〜。(ーー;)



お得意先の家持さんとこに、

今から書類を捜して

間に合うかな?

(>_<)



●こんにちわ、中條です。


今日は、社内の管理についてお話したいと思います。



皆さんの会社では、どのように工事の管理を行なっていますか?

皆さんの会社では、どのようにお客さんの管理を行なっていますか?



わたしが聞いた会社さんでは、

80%以上の方が、エクセルで管理をしていました。

(一部の方は、アナログ式でノートに記載されていました。)



大半の方が表計算のソフトをアレンジして、

利用されているんですね。



見積書などの書類に関しては、

ファイルに綴じるという方が、ほとんどでした。



また営業上で必要となってくる、

ニュースレターなどのタックラベルは、

年賀状ソフトを使用している方なんかもいました。



では、いったい

どんな管理がベストなのでしょうか?



皆さんのお話を伺っていて重要視されているのは、


1.見やすい

2.使いやすい

3.引き出しやすい


という事!このように言う方が多かったですね。

(^_^)



●そもそも、なぜ?管理が必要なの???


まずは、そこを理解しなくてはならないでしょうね。

(^0^)



冒頭の電話の内容は、

急いでいるお客さんのリフォーム依頼の対応です。



皆さんのところに、冒頭のお客さんのような

問い合わせがあったとしたら、

もちろん、即対応ができますよね?!

いかがですか?



冒頭では、ちょっと極端な困った一例を出しましたが、

家持邸のリフォームでは、以下のことを

すぐに把握できれば、即対応ができると思います。



・○○年度の△△月××日に?

・どこの業者に工事を依頼したのか?

・いくらの見積もりを提出したのか?

・その時の材料のメーカーと品番は?

・仕入れは?掛け率は?納期は?

・職人さんは誰が対応してくれたのか?

・更に追加工事を含めて

 請求書は、いつ、誰に、いくらで出したのか?

・その後の点検はどうしたのか?

etc



工事ひとつに関しても、

これだけの事が管理する必要が出てきます。



これを怠ってしまっていたり、

バラバラに管理を行なっていると、

冒頭のグッドサービス工務店さんみたいになっちゃいます。



しかも、このグッドサービス工務店の社長さんは、

奥さんが居ないと、更にチンプンカンプンになっていますね。

(^^;)



自社のお得意さんや紹介のお客さんの工事内容や、

状況はいつも把握しておきたいものです。



完璧に把握した上で、

対応するのが、サービス業ですからね。

(^0^)



●他業界は、管理に90%の力を入れている!


この管理というのは、

工事関係だけではなく・・・。



お客さんの管理についても同様です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


例えば、OB客さんの管理では、


・いつ

・どこで

・だれが

・何を

・どのように

・どうした

・その時の内容は?


全てを把握できるような管理ができているのが、

理想です。



たくさん集客を行い、

毎年、何棟もの受注を取り、

お引渡しを行なっていると・・・・



積もり積もれば、

たくさんのお客さんとその内容を

管理&運営をしなければなりません。



どう利用するのか?というのは言うまでもないですよね。



サービス業として考えれば、これらの情報を活かすも殺すも

自社の利用の仕方次第というものです。



また、OBのお客さんだけでなく、

追客中のお客さん管理についても同じです。(^_^)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


見学会などのイベントや紹介も含めて、

たくさんの新規のお客さんと出会います。



せっかく自社に興味を持っていただいたお客さんに対して、

その後、どうアプローチするか?



社長さん自身が、営業を一人でやっていれば、

お客さんのことを理解をされているのでしょうけれど・・・。



もし、営業マンや工務のスタッフにも対応してもらっている場合は、

何かあった時のトラブル回避のため、いつ誰が見ても把握できるように

管理をしていおいた方が良いでしょう。



実際に、お客様管理を徹底的に実践している会社の社長は、

自社の実績を振り返り、


「顧客管理は売上に直結する重要な手段だ!」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と言い切っているほどです。



というのも、


【お客様情報の件数】×【接触回数】=【売上】


この方程式が表しているとおり、この会社では、

この管理(お客様情報)を徹底し、どれだけのお客様情報を

管理できるかによって、売上の伸びが大きく変わるから、だそうです。



●自社の将来を考えて、今から行なうことは?


地場の工務店さんは、地域に住む人たちの味方です。

お客様満足のために、時には住宅に関すること以外の話でも

お客さんに真剣に向き合い、親身になって対応します。



このような、お客さんに対する姿勢は

地域密着の工務店さんだからこそできる、

とても大事なことであり、強みでもありますよね。



この工務店の強みを、さらに強固なものにするために、

今から行った方が良いこととは?



『まずは情報を整理しましょう!』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


お客様情報や工事情報などをすぐに把握できるように

環境の整備もしていきましょうね!



情報をしっかりと管理し、把握することで、

お客さんの反応もきっと変わってくるはずです。



「しっかりと、そこまで覚えてくれているんだ!」


「ここの会社で良かった!」



こんな声がたくさん増えてきますよ(^_^)



がんばりましょうね!

(^O^)




≪今月のご案内≫

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○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「大増税はビジネスチャンス!?」前編



■消費税は10%に?


これから日本ではあらゆる税金が

上がっていくと言われています。



大増税時代の到来です。



まだ確定しているものはありませんが、今の流れからして、

方向性としては増税へと進んで行くでしょう。



その中でもまず大きく住宅市場を左右しそうなのが、

「消費税」です。



5%から10%までは上げられると言われています。



これに関しては、住宅生産団体連合会が、

「住宅は消費財ではないため、消費税の導入は適用しないで欲しい」

といったような提案を出しているようです。



しかし現在も消費税は5%掛かっていますから、

なかなか例外は認められないかもしれません。



そうなると現実的に、近い将来5%上乗せ

という時代がやってくることになります。



■増税前の駆け込みと反動はどうなる?


前回3%から5%に引き上げられたのは、

1997年の4月。阪神大震災の約2年後でした。



その影響もあって駆け込み需要が大量に発生します。



3%から5%への引き上げでも、

住宅にとっては大きいわけです。



2000万円の住宅ならば40万円も違ってきます。



消費税引き上げ前の駆け込み需要の結果、1996年度の住宅着工数は、

バブル後でのピークを迎えることになりました。



震災のあった95年度着工148.5万戸から、

96年度は163万戸と1割ほど伸ばしたわけです。



駆け込みの後は反動が付きもので、その翌年の

97年度は134万戸まで減少します。



そして98年度以降は110〜120万戸台が続きます。



そして07〜08年度は100万戸強、09〜10年度は

80万戸台と徐々に減少してきていることは、周知の通りです。



では今回消費税が5%から10%に引き上げられたら、

住宅市場の動向はどうなるでしょうか。



段階的に引き上げられるという議論もありますが、

確かにその方が良いかと思われます。



一気に上げられると瞬間風速で住宅着工は

急増することが予想されます。



しかし、その反動はそれ以上に大きいかもしれないことを、

覚悟しておかなければなりません。



100万戸を回復した後、70万戸割れまで

急落することもありえます。



段階的に引き上げられた場合、一気に需要が

減速することはなくなります。



ただそれでも10%まで上がった後は、

市場が停滞することもあるでしょう。



いずれにしても、需要急減が起きた場合でも

持ちこたえられる経営体力を温存しておく必要があります。



住宅会社にとって、消費税アップは

ある意味ではチャンスでもあります。



政策の変化によって新たな顧客を掴める可能性も

生まれますし、税率アップ前には消費者の住宅取得意欲が

旺盛になることには違いありません。



この時期にいかに強い会社になっておくかは、

大増税時代を生き抜くための重要なポイントになると思われます。
	



(情報提供:住宅産業研究所)
2011年06月20日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 6/20号)

今回のテーマ:「同居・隣居・近居、新しい2世帯提案」後編          H23/6/20

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
中條 達也
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「この本、気になって買っちゃったけど・・・。」

「いつも、買ったままでほったらかしなんだよなぁ〜」(>_<)



「現場に足を運ぶのも大事だけど・・・」

「勉強もしなきゃならない!」



「特に、営業の方法ってのは、なかなか身につかないんだよな。」

「工務店経営ってのは、難しい上に、忙しいよなぁ〜。」



「よーーーし!」

「気合いを入れて、買ってきたこれらの本!」

「明日から、じっくり読むぞ!!」(^0^)/



−−−−−−−それから1ヵ月後−−−−−−−



「この1ヶ月、急なリフォームも入って、忙しかったなぁ。」

「あっ!?なんだこの本???」



「あ〜。」

「確か・・・1ヶ月前に、気になった本だ〜。」

「まだ、読んでなかったなぁ。」



「来週位には、仕事もひと段落つくだろうから、その時にでも読むか。」

「よし!来週から気合いを入れてがんばろっと!」

(^O^)/



−−−−−−−さらに1ヶ月後−−−−−−−



「んっ!?何だったっけ、この本???」

・・・

・・・



●こんにちわ、中條です。


がんばって営業してますか?

がんばって勉強してますか?

(^0^)



冒頭に出てきた社長さん、

本からいろいろな知識を得ようとするこの姿勢!

とても重要ですよね。



本屋さんに行けば、とても興味深い書籍が

ズラっと並んでいます。



私も、定期的に本屋へ出かけます。

そして、たくさんの本を買います。



しかし、すべての気になる本を購入し、

すべての本をしっかりと読み込むのは、正直、

至難の業です。(>_<)



冒頭の社長さんのように、

読み損なった?本が出てくることも、

個人的にはとても共感します。。。



ところで!知識を得る方法としてあるのは

本だけでしょうか??他には??



勘のいい方であれば、そろそろ気づくはず。



そう!セミナーがあるじゃないですか!

(^O^)/



という訳で、今回は実践向きの

セミナーの案内をさせて頂きます。



もちろん、みなさまの受注増大に繋がる

内容ですので、続きをご覧くださいね。




●熊井君!がんばりました!


ナックの熊井君、非常に勉強熱心で

工務店さんのお役に立てる情報はないかと、

日々、いろいろな本を読んでいます。



そして、ある方の営業についての本を読んだ後、


「これだっ!!これは今の工務店さんに

是非伝えたい営業ノウハウだ!!」


と、迷うことなくこの本の著者に電話して、



「先生の住宅営業の失敗から生まれた成功方法を、

このメルマガを読んでいただいている方に

是非披露してください!」


そう先生に伝えました。



その答えはというと・・・








「無理です!」

(@0@)



えっーーーーーー!

びっくりです。

更に、がっかりです。



でも、

諦めない熊井君は、

再度、アタック!!



3回ほど、同じ事を

繰り返したと思います。



最終的に、



「了解をもらいました!」(^0^)



すばらしい!



熊井君が地場工務店さんに絶対必要だからと

がんばったのもスゴイですが、

この先生のお話を直接聞けることは、

なかなかありません。



●7年間営業を失敗し続けたどん底から・・・


この先生が住宅会社のトップセールスマンへ

なれた影には、苦節7年という険しい道のりが

ありました。



そこから、何に気付き、どうやって

トップセールスにのし上がったのか?



その成功体験をお話いただくとともに、

誰にでも、即実践できる内容が盛りだくさんです。



このセミナーに参加すると・・・



・毎日定時に帰っても、毎月安定受注できるように・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・お客様から「あなたに相談したい」と電話が・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・営業センス・カンがなくても売れる営業に・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・「口ベタ」「あがり症」でも、トップセールマンに・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



そして、お客さんから、


「もう、他社で決めたんで結構です。」

「資料だったら、ポストに入れといてください。」

「説明は要らないから、郵送してください。」



こんなことを言われる事が、なくなるのではないでしょうか。



さらに、


「建てる前に教えてもらってて良かったわ・・・。」

「悪いんだけど、相談に乗ってもらえないかしら・・・。」

「忙しいだろうけど、ついでの時にでも、
 
 あの資料持ってきてくれないかな・・・。」



こんな声がかかるようになるかもしれませんよ。

(^_^)



住宅営業の苦手意識を克服したい方、

今までの営業概念をガラリと変えたい方、

是非、失敗から抜け出した営業テクニックを

学んでみませんか?



30名限定のセミナーです。

是非、ご参加下さいね!

(^O^)/



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○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「同居・隣居・近居〜新しい2世帯提案」後編



■2世帯同居は動機の把握と決定権者の見極めが大切


2世帯住宅(あるいは近居住宅)は、

「何故2世帯で住むのか」という動機によって、

家づくりの進め方やプランが異なってきます。



主なものを挙げてみますと、


・両親の高齢化で親の家を建替え

・子世帯が夫婦ともフルタイムで働きたいので孫の世話する

・子世帯が単独では持家を取得できない、生活できない

・高齢化した田舎の両親を呼び寄せ

・妻の実家が希望、その他



最も多いのは両親の高齢化ですが、

他にも色々動機が絡み合います。



これと関連して、誰が主導権を持っているかです。

端的にいえば、親世帯側なのか子世帯側なのか、

それが夫なのか妻なのかということです。



一般的には、親側が主導権を持っているケースが多いようです。

何と言っても、おカネを出すのは両親が多いからです。



商談にはあまり顔を出さなくても、企業決定権は

親が持っていることが少なくないため、親への配慮を

怠って土壇場で引っくり返されたという話をよく聞きます。



■2世帯住宅提案のポイント


では最近の2世帯住宅がどういう方向へ進もうとしているのか、

ハウスメーカーの新商品で見てみましょう。



●2世帯同居住宅

1. 分離重視から共有スペース重視へ

2. 孫育てを通じて親・子世帯の交流を図る

3. 両世帯の中間に子供部屋

4. 親世帯側にも孫用スペース

5. 浴室は2つのケースが多い

6. ユニバーサルデザイン(孫と高齢両親両方に配慮)



●近居住宅(親の家)

1. 孫の動きが見渡せるオープンプラン

2. 子世帯の家財や衣類を預かれる大型収納

3. 孫用の居場所、勉強スペース

4. ユニバーサルデザイン



昭和50年代に2世帯住宅が提案されて以来、親・子世帯が

上手に同居していくためには、両世帯の独立性をどう高めるかが、

重要なテーマとされてきました。



しかし仲良し親子や共働き夫婦の増加などで、

団塊ジュニア世代辺りから、親子の距離が

むしろ近づきつつあります。



これが分離重視から、共有スペース=コミュニケーション重視へと

変りつつある要因だと思われます。



このところ大手ハウスメーカー3社が、孫をテーマにした

2世帯住宅を相次いで発売しています。



孫を一緒に育てることで、親・子両世帯の

コミュニケーションを図ろうというもので、

これが共有スペースの重視につながっています。



例えば小学校入学前の孫は、祖父母のところで過ごす時間が多いし、

入学しても両親が共働きの時は、学校から帰ると祖父母の所へ直行

ということが少なくありません。



このため玄関周辺に玩具やランドセルを収納できるキッズ収納や、

祖父母の側にも遊んだり勉強したりするスペースを提案しています。



無論これで両世帯の独立性を犠牲にしている訳ではなく、

キッチンやバスを各々に設けるよう提案しています。



また孫がケガなどしないよう配慮することは、

祖父母が高齢化した時も使いやすいユニバーサル

デザインになるよう配慮しています。



子世帯が30分以内くらいの距離にあり、日常的に

行き来していることを想定した、いわゆる近居住宅というのは、

ハウスメーカーでも商品化しているのは、現状1社だけと思われます。



マンションなどで収納が十分ない子世帯の家財道具等を

預かっておく大型収納、孫を預かった時の居場所や

勉強スペース等を提案しています。



こうしたことは、これまでの家づくりではなかなか

思いつかなかった提案ですし、子世帯が近くに

住んでいるかどうかは、質問しなければ分からないことです。



日常的に行き来しているような関係であれば、

提案すると喜ばれるでしょう。
	



(情報提供:住宅産業研究所)
2011年06月13日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 6/13号)

今回のテーマ:「同居・隣居・近居、新しい2世帯提案」前編          H23/6/13

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中條 達也
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事務「社長!質問なんですけど。」


社長「めずらしいねぇ(^^)」
  
    「何だい?」


事務「あの〜、【雪が解けると○○になる】」
  
  「社長なら、ここに何を入れますか?」


社長「ん〜(@_@;)???」
  
  「昼間は、暑いから雪の話か〜良い話題だね〜。」


事務「コメントなんていらないから
  
   早く、答えてください!」


社長「あ〜?!」

  「え〜っとーーーー」

  「雪が解けると、水だよ!」

  「当然、そうだよな。当たりだよね?」


事務「やっぱりぃ!」

  「社長には、もう相談しません。」


社長「なんだよ?!」

  「なんか違うの?」


事務「今、広告を作っているんですが、社長からは
  
   センスを感じないんで、他の人に相談します。」


社長「意味がわからないぞ〜!」(>_<)




●こんにちわ、中條です。


前回は、お客様のおもてなしについて

お話させて頂きました。



今回は、【なぞなぞ思考】についてお話したいと思います。

前回と少しつながる内容かと思います。

(^0^)



以前、誰もが知っている大きな会社&偉い方の話を聞いてきました。



難しいお話もたくさんありましたので、

私の頭に残った部分は、ごく僅かなんですが(^^;)

それがこのセリフ、


「世の中の98%の会社は、商品の良さをアピールする!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

でした。



当然だよ〜。とその時は思ったんですけど・・・

ここで出ました!なぞなぞ思考!

まだ続きがありました。


「それをやっている限り、決してあなたの会社の商品は売れません!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「えっーーーーーー」/(@_@)/



それを聞いて、思わず!!!

「なにーーーーーー!?」

っと叫びそうになりました。



良いものを安く提供している工務店からすると、

大問題の発言です!



果たして、この偉い方が言いたいことは何なんでしょう?



みなさんは、もうおわかりですよね。



つまり、ここでの「なぞなぞ思考」は、

商品の良さをアピールするのではなく、


商品を使うことで、どんなメリットがあるのかを
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

アピールしなきゃいけない、ということを

言いたかったんですね。



何だか、こじつけのようで、屁理屈をこねるな!

と言われそうですが、「何で?どういうこと?」と

興味を引かれたのは、わたしだけではないはず。。。



●これからは、なぞなぞ思考で行きますか!


さて、冒頭にある会話で、事務さんは何を求めていたんでしょうね?

社長が答えた「水!」って当たり前の返事だと思います。

参考までに、



ここの会社で、社長の奥さんは

「雪が解けると、春になる!」と答えました。



パートのお姉さんは、

「雪が解けると、いよいよおばさんになる!」

と元気に答えられていました。(^^;)



あなただったら、なんて答えますか?



この回答ですが、

「水!」と考えた方は素直です。

ストレートですね。



「春!」と考えた方は頭の良い方です。

良い感性の持ち主ですね。



「おばさん!」と考えた方は粋な方です。

おそらく〜ずけずけとモノを言える方ですよね。

(^0^)



「△△!」(それ以外の回答の方は、ちょっと分かりませんが・・・)



これらの答え方には特徴があります。

その方の感性が、この答えに表れます。



ひとつの質問に対して、感性で物事を考えると

とてもユーモアのある回答が出てきます。



●柔軟な発想でお客さんを引きつけましょう


ちなみに、一番多い回答は、水だそうです。



「春」と答えられる感性は、子供の感性に近く、

そのような発想力は、ビジネスでとても重要です。



「水」と頭に思い浮かんでも、もっと他に答えはないか?と、

頭を柔軟にして考えることで、どんどん発想力が磨かれます。

(^0^)



言いたいことは同じでも、言い回しを変えたり、

違う表現をしたり、どういう言葉を選ぶと、お客さんが

興味を持ってもらえるかなど、頭を柔らかくして

考えるトレーニングも大切ですよね。



あなたの身近なところで

見学会のPOPや毎月送るニュースレターなど

お客さんに見てもらうモノや読んでもらう内容が

目の前にあると思います。



柔軟な発想で、いろいろな角度から、物事を捉えられるようになると、

より工夫が出て、今まで以上にお客さんとの距離が

縮まるかもしれませんね。



良いアイデアや言葉が浮かんだら、

こっそり教えてくださいね。

(^_^)



では、今週はこのへんで。




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○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「同居・隣居・近居〜新しい2世帯提案」前編



■持家に住む世帯の14%が2世帯同居


親世帯と子世帯が1つの家に暮らす、いわゆる2世帯同居は、

住宅会社にとって重要なお客様であると同時に、通常の

核家族世帯などと比較して、攻略が難しいお客様でもあります。



「重要」という理由は、まず建築費が単世帯住宅に

比較して大きくなることが多いということがあります。



それだけでなく、比較的裕福な層が多く、アパート建築など

その後の受注に結び付く可能性もあります。



難しさという面では、まず間取りなどプラン提案があります。



親世帯と子世帯の仲のよさの度合い応じて、

共有部分が中心か、プライベート部分が中心かなど、

事前に把握してプランニングしなければなりません。



それと同時に、決定権をどちらが持っているかの見極めや、

両世帯の意見が合わない場合の調整といったことも必要になります。



では現実に2世帯同居は、どの程度あるのでしょうか。



総務省の「住宅・土地統計調査」によりますと、

持家居住世帯の14.2%です。(平成20年時点)



ただし、母数となる持家居住世帯には、子供のいない世帯や、

まだ子供が未成年などの世帯が含まれています。



別世帯となっている、子供がいる世帯に対する比率でみると、

25.7%と4分の1を占めます。



2世帯同居というと、地方をイメージされる方が

多いと思いますが、実際地域によってかなり差があります。



地価が高く、敷地面積も小さい大都市圏は、

同居比率が低くなる傾向にあります。



【2世帯同居比率】

・東北   36.4%

・北関東  32.2%

・首都圏  21.0%

・東海   30.7%

・近畿   21.3%

・九州   20.4%



ただし、上を見るとお分かりのように、地方でも九州は

首都圏より2世帯同居比率が低くなっています。



山陽地区や四国も、九州同様20%台前半です。

文化や生活習慣の違いも関係しているようで、

東高西低と言えます。



ただ言えることは、地価の高い首都圏や近畿でも、

子世帯のある親の5人に1人は、

子世帯と同居しているということです。



データ的な裏付けはありませんが、住宅を建てる世帯に限ると、

もっと比率が高くなると思われます。



実際ハウスメーカーで最も2世帯住宅比率の高いA社は、

22年度販売棟数の21%(子世帯のいない若年層を含む)に達しています。



最近は、ハウスメーカーによる2世帯住宅新商品の投入が相次ぎ、

住まい方提案もこれまでと違ったものが登場してきています。



最近のトレンドを押さえておく必要があります。



■今後注目する必要がある「隠れ2世帯」


いわゆる2世帯同居ではありませんが、

最近住宅業界でも注目されているのが、

いわゆる隣居・近居です。



一見単世帯ですが、すぐ隣や近所に住んでいて、

孫の面倒を見たり週末ごとに一緒に食事をするなど、

実質的には2世帯同居に近く、「隠れ2世帯」

とも呼べるものです。



当然家づくりや決定権者も、単世帯と異なってきます。



この隠れ2世帯は、2世帯同居とは対照的に、

大都市部で多いことが特徴です。



         <隣居> <近居> <合計>

・東北   4.3%    8.9%   13.2%

・首都圏 10.4%   10.7%   21.1%

・北陸   6.8%    8.8%   15.6%

・近畿  10.0%   12.5%   22.5%

・九州   9.3%   13.2%   22.5%

・全国   8.7%   11.5%   20.2%



ここで言う隣居とは同一敷地内や徒歩5分以内、

近居とはいつも使っている交通手段で15分以内に

両世帯がある場合を言います。



これを見ると、隣居は特に都市部に多いことが分かります。



敷地などの関係で同居はできない、あるいはしたくないが、

近所に住んで助け合ったり楽しんだりしたい、というのが

都市部のニーズと思われます。



2世帯同居は、統計的には減少する傾向にありますが、

隣居・近居は増えています。



あるハウスメーカーの調査によると、同居より

近居を望むユーザーが過半数を占めるといいます。



しかも同居を望まないのは、かつては子世帯が多かったのですが、

今では親世帯の方が多いということです。



近居も、新しい2世帯のあり方として見る必要があります。
	



(情報提供:住宅産業研究所)
2011年06月06日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 6/6号)

今回のテーマ:「震災後の商品戦略」後編                    H23/6/6

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
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従業員「しゃちょ〜う!!」「たいへんです!!」「社長!!」


社長  「何?何?どうしたの???」


従業員「世間で大騒ぎになってます!」


社長 「おまえが大騒ぎだと思うけど!!」


従業員「すいません」(>_<。)

   「なにやら世間では、節電ムードによる

    消費指数が増加している様です。」


社長 「急に、むずかしい言葉使うようになったな!」


従業員「いやいや、確かにニュースの受け売りなんですけど」

   「要は、節電グッズが巷で、バカ売れ!ってことです。」


社長 「その話は、わかるけど・・・・」

   「うちの会社に何の関係があるんだ?」


従業員「それは、社長が決めてください」(^0^)


社長  ドテッ!!/(_ _)/




●こんにちわ、中條です。


確かに、冒頭の通りで、世の中では、

「節電」や「暑さ対策」という内容で

様々な商品の宣伝が目立つようになってきました。



ナックでも、40年の歴史を通して、

本年度が初のクールビズ導入(^_^)



という事で、ノーネクタイでの出勤です。

ネクタイなし!

上着なし!



それだけでも、かなり心地よいです。



あと、その他暑さ対策として、パソコンの

USBに接続して使う「卓上扇風機」を社内でも

多くみるようになりました。



このように、日常の中でいろいろな変化が

表れてきています。



みなさんのところでは、いかがですか?

日常の中で、変化がどんなところに表れていますか?



●感覚もクールビズ


今日は、夏場対策についてお話したいと思います。

使えると思っていただいた方は、利用してみてくださいね。

(^O^)



突然ですが、夏の風物詩といえば!

・・・・・何を思い浮かべますか?



私は、麦茶と風鈴。

(^_^)



理由は、自分の小さい時の育てられた環境が、

エアコンではなく、うちわを片手に扇ぎながら

過ごしていたイメージが強いからなんです。

もちろん、個人差はあると思いますが。。。



で、これが何の話とつながるの?と思いますよね。

ここでみなさん、少しイメージしてみて下さい。



季節は真夏。

あなたは、ある工務店さんとの打ち合わせで訪問し、

接客スペースへ通されたお客さんです。



いつもの接客スペースにあるのは、

OB客が書いたであろうお褒めの言葉。(お客様の声)



そこに、風鈴が「チリン〜、チリン!」と

28度設定のエアコンの風になびく。



そこに冷えた麦茶〜!

(^0^)



いいですよね〜。

みなさんはどう思いますか?

私は、こんな雰囲気あると嬉しいです。



このように季節によって作り変える

場づくりをやってみるのもありだと思います。



その他の場面でも、暑さを吹っ飛ばす

夏場対策があります。



場面は、真夏の見学会。

真夏ですから、とにかく暑いですよね(^^;)



運営する側も!

見学されるお客様も!

みんな汗をかきかき・・・。たいへんです。



そこで、ひと工夫。



お祭りでよくある「ジュース」を氷水に入れて

プカプカ浮かべているあのケースを、

テントの接客スペースに配置するんです!

(^O^)/



子供がとても、喜びます。

必要以上に、はしゃぎます。



ついでに、金魚すくいならぬ、

水風船釣りのケースを並べるツワモノも

おられるみたいです。



夏場の対策として、こういった雰囲気を

作り出すのも会社のおもてなしとしては、

お客さんに喜ばれるかもしれません。



こういった、環境の変化に合わせて、お客さんに

喜んでもらうためには何をすればいいのか、など、

常にアンテナを立てて、情報を集めることも、

重要ですよね。(^_^)



●ネタ拾いを目的に


6月の21日・22日の2日間で、

リフォーム産業フェアというものがあります。



東京ビッグサイトでたくさんの会社が出展をしています。

もちろん、我々も出展の予定です。

(^^)



もちろん、ナックとして新たな商材をPRしたい

という大目的がありますが、私は他社の出展ブースを

のぞきながら、どのように自社のアピールに

使えるのかを拾いに行きます。



出展している会社に、直接いろいろと

聞いてみようとも思っています。



みなさんも息抜きと情報取りにいかがでしょうか?



会場では、様々なミニ講演もあるので、

そちらも楽しみにしています。



どこかでお会いしたら、声をかけてくださいね。

それでは、今週はこのへんで。

(^0^)



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○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「震災後の商品戦略」後編



■震災復興支援商品の概要


震災後、展示場に客が戻り始めた東北エリアでは、

各社が震災復興支援商品の販売を開始しています。



震災復興支援商品は、被災者が一日でも早く

通常の生活を取り戻せるように、工期を短縮し、

価格を抑えて提供する被災地限定の商品・プランです。



プレハブ系の大手メーカーの多くは、既存のプランの中で

シンプルな間取りのものをチョイスし、いくつかのプランに

限定して値引き販売で対応しています。



価格帯はメーカーによってまちまちですが、だいたい

坪50万円前後で1500〜2000万円、通常の本体価格より

100〜200万円安く提供できるようにコストダウン、

というのが多いようです。



プランを限定することで、工期も2ヶ月程度に短縮しています。



大手ハウスメーカーA社では、被災者には100万円、

OB客には200万円の値引きキャンペーンも実施します。



またB社では、被災者用に金利を下げた

住宅ローンを新設する計画があります。



地場ビルダーの震災復興支援対策は、

ハウスメーカーよりも柔軟な姿勢が見られます。



C社では家が全壊・半壊した人だけを対象に、

30棟限定で980万円のプランを設けました。



契約から100日後に入居可能として、

住み替え・建替えを急ぐお客様にアピールし、

4月末時点で7件の申し込みがあったそうです。



D社は工場生産のパネル施工による工期の短さや、

給排水工事、確認申請費、照明・エアコン・

カーテンを含む本体総額表示をウリとするビルダーです。



震災復興支援プランも仕様や設備を明記し、

すべてを含んで1498万円という総額を表示し、

その他に2階をスケルトン仕様にした場合の

価格も1298万円と表示しています。



震災後は、できるだけ早く入居できる家、

そして価格を抑えた家が求められます。



そこで、2階はスケルトンのままで、差し当たって

生活できる1階部分だけを完成させた状態で

入居してもらおうという発想が生まれたのです。



暮らしが落ち着き、資金に余裕ができた段階で

2階の間取り工事を行うという提案で、

外観も平屋風の造りにしています。



「木の味わいの自由設計」というブランドイメージが

地元で浸透しているE社も、復興支援プランを設けました。



平屋で1100万円、2階建1200万円、1300万円という内容です。



しかし元来のブランドイメージから、

「せっかくE社で建てるなら自由設計で建てたい」

というお客様も多いようです。



その点を考慮し、E社では、

「こういう時だからこそ、焦らず

じっくりと、安心できる家を建てましょう」

という接客をしています。



■創エネ+蓄エネで二次災害に備える


震災後は、被災地以外でも商品広告を自粛して、

企業広告やイメージ広告を出している住宅会社が

多かったのですが、今後は震災を意識した

商品アピールが全国的に増えると見られます。



すでに「東北地方太平洋沖地震による

住まいの全・半壊ゼロ!」といった文言で、

耐震性能のアピールをする住宅会社が出てきています。



制震装置、免震構造を用いた地震対策住宅の需要も

今後さらに増えると思われます。



また、今回の震災は、地震や津波の被害を

直接受けていない地域への二次的な被害として、

停電が発生しました。



そこで再度注目を浴びそうなのが、太陽光発電システムや

エネファームなどの「創エネ」設備です。



停電時でも家庭で作り出した電力を

使用できることは安心感につながります。



ただ、この度の震災の直後には、

太陽光発電を設置した家庭から、

「太陽光発電を付けているのに停電時に電気を使えない」

という問い合わせが、機器メーカーや

住宅業者に殺到したといいます。



太陽光で発電した電力を停電時に使用するためには、

家庭内電気配線のブレーカーをオフにし、パワコンに

付属した専用コンセントを使用する必要がありますが、

それが周知されていなかったということです。



太陽光発電の訴求には、正しい使用方法の説明が必要です。



そして今後注目度が高まりそうなのは、「創エネ」設備で

作った電気を貯められる「蓄エネ」設備です。



一般家庭への普及にはまだ時間がかかりそうですが、

ハウスメーカーではスマートハウスの一環として、

家庭用リチウムイオン蓄電池や電気自動車を利用する

「蓄エネ」の提案を盛り込んでいます。



被災地域もそれ以外のエリアも、一時的に

落ち込んだ集客や受注は必ず戻ってくるはずです。



辛抱強く好機に備えましょう。
	



(情報提供:住宅産業研究所)

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