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2011年04月05日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 4/5号)

今回のテーマ:「ローコスト規格住宅で若年層攻略」前編            H23/4/5

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


中條「社長の人生の目的は何ですか?」

社長「えっ!?」


中條「社長の夢、希望は何ですか?」

社長「んんんんんーーーーー!?」


中條「社長はこの仕事をしていて、

   どうなる事が最も嬉しい事ですか?」

社長「そりゃ〜・・・、何と言うか、たくさんの

   お客さんから感謝の言葉をもらいたい!」


中條「では、感謝の言葉をもらうために

   何から始めましょうか???」

社長「んんんーーー・・・」



●こんにちわ、中條です。


ここ数回のメルマガでは、プレゼンや営業のお話をしてきました。

今回は、この4月から新年度も始まったことですし、

『計画を立てる事の重要性』ついてお話したいと思います。



というのも、何か物事を進めていく際、具体的に、

「いつまでに?」

「何をするか?」

という事が明確になっていない人が、

意外にも多いからなんです。



「頑張る!」という気持ちだけでは、

なかなか思い通りには進みませんよね。

冒頭に出てきた社長さんのように・・・。



立場柄、いろいろな相談をうける私としては、

まず、相談をしてくる社長さんが

『何を望んでいるのか?』

それを明確にしてもらわないと

そもそもアドバイスしようがありません。



社長「今の会社を何とかしたいんです!」

中條「・・・では、今の会社を

   どのように何とかしたいんですか?」

社長「まだよく考えていなくて・・・。」

(ー_ー)



こういう社長さんが、実は少なくないんです。



●何を?どうしたいのか?を明確にする


社長の悩みは尽きません。

あらゆる事が悩みのタネです。

その悩みのタネとして、


会社の方向性

会社の業績

会社の運営

会社の従業員

会社の協力会社 など。


中には、奥さんとのやりとりが悩みのタネなんです、

という方もいらっしゃいます。(^^;)



皆さん、必死です。

わたしも、痛いほどよくわかります。



ただ、何をどうしていきたいのか?

つまり、本来の目的を決めなくては、

何も計画が進みませんよね。



売上を上げたいのか?

利益確保の率を上げたいのか?

受注棟数を伸ばしたいのか?

お客さんの満足度を上げたいのか?

奥さんの機嫌を直したいのか?(^^;)



まずはこの『何をしたいのか』を決めていきましょう!

(^0^)


例えば、


「自社の業績を年間3億にしたい」

「経常利益を10%にしたい」

「棟数を20棟にしたい」

「紹介を8割の方からもらうようにしたい」


というように、明確に決めましょうね!



●大切なことがもうひとつあります


何をしたいのかを決めた後、次に決めなければ

いけない事があります。

それは、


「期限を決める」


ということです。



以前、「おれはビッグになるんだ!」(>_<)

そう言われていた方がいました。



およそ10年前に、聞いたセリフです。

その方が今、どうなっていると思いますか?



つい先日その方にお会いした際に、次のように言ってました。

「今に見てろ〜、そのうちビックになってやる!」



「・・・・。」



具体的に期限も決めず、ビックになるために

何をすればいいのかわからないまま、

何も変わらず、10年の月日が流れてました。



身の回りにそういう方、一人はいませんか??

(@_@)



いつ、どうなるのか?

いつ、何をするのか?

いつ、決定するのか?

いつ、頑張るのか?

いつ、奥さんと仲直りするのか?(^^;)



案外、具体的に目標を決めること以上に

期限を決めるのは難しく感じるかもしれません。



ですが、期限を決めることで、その期限から逆算して、

『いつまでに、何をしなければいけないか?』

が、見えてきます。



目標を決めたら、必ず、期限を決めて進みましょうね。

(^O^)



●最後に


以前のメルマガでもお伝えしたと思いますが、

どれだけ、「いつまでに?」「何をする?」

を決めても、実践しないと全く意味がありません。



どんなきっかけでも構いません。

本当の目的を見直して、

『いつまでに?』

『何をするか?』

を決定し、実践して行きましょう!

(^0^)/




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「ローコスト規格住宅で若年層攻略」前編



■着工増も客単価は低下


22年度の住宅市場は、着工数が77.5万個まで落ち込んだ

前年度からの反動需要や、住宅版エコポイント、

太陽光発電の売電価格2倍といった各種施策の効果もあって、

受注・着工とも対前年で5%超の増加ペースで来ています。



(ただし3月予定の着工については、震災の影響で

部材の確保が難しいため、全国的に遅れが出ているようです)



一方で、客単価はやや低下しているようです。



長く続く景気の低迷により、比較的高額な受注が

取れていたシニアの建替え層が、リフォームや中古に流れ、

若年層はコストパフォーマンスを重視する傾向にあります。



■台頭してきたローコスト規格住宅


大手ハウスメーカーも低価格帯の商品を揃えてきていますし、

最近の県別のビルダー勢力図を見ると、ローコスト規格商品を

持っているビルダーが軒並み好調です。



ローカルエリアではその傾向は顕著で、東北、北陸、

四国などの県では、土地と合わせて1500〜2000万円程度で

建てられるローコスト規格住宅を、メイン商品に据える

ビルダーが、ハウスメーカーを抑えて県内トップの棟数を

手掛けているケースも見られます。



自由設計の中高級住宅を主力商品として、地元でブランドを

確立している県内トップクラスのビルダーの中にも、

セカンドブランドとして規格商品を持ち、規格商品が

自由設計商品の棟数を上回るという逆転現象が起こっている

ビルダーがあります。



ローコスト規格住宅が好調な要因の一つが世代の変化です。



新築市場の一番のボリュームゾーンであった

団塊ジュニア層の一次取得需要が一服して、

現在20代後半〜30歳のポスト団塊ジュニア世代が

次のターゲットとなります。



この世代の消費行動の特徴としては、


(1)損得で判断する

(2)こだわりが強くない

(3)手間をかけたくない


という3つの特性が挙げられます。



(1)損得で判断する


この世代のクルマ離れを例にとると、月々のローンと税金、

駐車場代とクルマの利用頻度を比較すれば、クルマを

持っているだけで損になると考える人が多いようです。



外食離れや飲み会離れも、外に酒を飲みに行くよりも

家で飲むほうが気楽で安上がりだという考え方です。



これを住宅に置き換えると、賃貸に住んで家賃を

支払い続けて後に何も残らないよりも、同程度の

支払い月額でローンを組んで持家を購入するほうが、

土地だけでも資産として残るため得であると考えます。



そのため、住宅を購入したいという気持ちは強いようです。



(2)こだわりが強くない


持家志向が高いと言っても、新築戸建に対するこだわりは

強くないというのが、この世代の特徴です。



かつてのように、マイホームに対して夢やステータスを

求めるのではなく、コストパフォーマンスが良くて自分の

身の丈に合ったものを、無理なく手に入れられればいい

という堅実な考え方で、中古住宅や分譲マンションも

新築戸建と同じ土俵で比較検討するのが当たり前になってきています。



そのため、土地込みの総額で中古や建売住宅、

マンションに対抗できる価格競争力が必要となります。



(3)手間をかけたくない


消費行動に手間をかけたくないというのも、

この世代の特徴です。



アパレル業界ではアイテムの組み合わせをトータル

コーディネートして展示すると、その組み合わせの

ままで購入する人が増えているようです。



買い物に時間をかけず、必要なものはネットで

購入するのも一般的になってきました。



欲しい商品があると、まずはメーカーHPやブログを見て

商品情報や口コミを調べ、店頭で実物を確認し、

価格比較サイトを使って最も安いサイトやポイント還元率が

高いサイトから商品を購入します。



そういう意味では、住宅もネット上で選ぶのが

この世代の性に合っているのかもしれません。



(1)損得で判断する

   →支払い月額が賃貸の家賃と変わらなければ住宅を購入


(2)こだわりが強くない

   →夢やステータスよりもコストパフォーマンス


(3)手間をかけたくない
 
   →組み合わせられた提案を選ぶ、ネットを活用する



これらの条件をクリアしやすいということで、

プラン固定で設計の打ち合わせに時間がかからず、

価格が明快なローコスト規格住宅は、ポスト団塊

ジュニア世代の需要に合致した商品と言えます。




(情報提供:住宅産業研究所)

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