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2010年09月25日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 9/25号)

今回のテーマ:今必要な経営力とは何か?  後編            H22/9/25

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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スタッフが活き活きと輝き、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
自ら前向きに仕事に取り組んでいく姿を
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
御社でも見たくありませんか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

staff-happy.pdf



●お世話になります。ナックの日下部です。


今まで、


・集客を高めるテクニック

・住宅営業の効率的にするノウハウ

・工務店のインターネットマーケティング


などなどをメルマガで語ってきましたが、

今日はそれよりも大切なお話をしてみたい

と思います。



それは、どんなことかというと、


「スタッフの育成」
^^^^^^^^^^^^^^^^^

です。



いや、ちょっと違うかな?


「スタッフが仕事を楽しみ輝くような仕事をしている会社にする」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


そのために、

・経営者がスタッフの育成方法を学ぶ

・スタッフがもっと能力を発揮できるようにする

という事が必要で、それをどうやって行なっていくか・・・



という話がしたいんですよね。




●やる気のある社員、やる気のある社員


私たちが生活している中で、

色々なスタッフに出会いますよね?



料理が美味しい居酒屋も、スタッフの態度が悪ければ、

「二度と来ないぞ!」

と思うこともあるし、


けして美味しいとはいえない居酒屋でも、気さくな態度で

接客してくれるお店なら、何度も足を運ぶ・・・

そんなことありませんか?




これって、「スタッフの教育」の問題と話を

切り捨ててしまえばそれまでなのですが、

スタッフが・・・


・仕事を楽しんでいるか?

・仕事にやりがいを感じているか?

・リーダーシップを発揮できるスタッフがいるか?


などなど、仕事をさせているお店の仕組みや、

育て方に問題があるような気がするんですよね。




売れない・・・

儲からない・・・


だから、


社員に厳しく八つ当たりする・・・



こんな会社だったら、皆辞めてしまいますね。

(T_T)




●御社の社員は輝いていますか?


活き活きと・・・

やりがいを感じて・・・

自ら率先して・・・

必要とされていることを感じて・・・


働けていますか?



また、そんな環境で働かせてあげる事が、

経営者としての器量というものかもしれませんね!



生意気を言うようですが、

私は皆様の会社がそんな会社になり、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
売上・利益が上がることだけではなく、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
働くスタッフにも幸せになってもらいたい・・・
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
そう思っています。



でも、そうなってもらうには、どうすればいいか?

残念ながら、私にはその解決策がありませんでした。



でも、自分に解決策がなければ、

解決できる人にお願いすればいいじゃん!


と思うタイプなので、私の周りにいる人で

この問題を解決してくれそうな人を探しました。




そうしたら、すぐに見つかりました!!

(^_^)


まさに、灯台下暗し。



●誰なのかは、もうちょっと後で・・・


さて、スタッフを輝かせるかどうか、

それは、「社長がそうしたいかどうか?」で決まります。


このメルマガを読んでいる人の全てが社長ではない

と思うので、どのようにして伝えれば、社長にまで

私の想い(メッセージ)が届くかどうか考えました。



メルマガでは、いつも読んでくれている人しか

共感してくれないので、メルマガを読んでくれている人の

メルマガを読んでいない会社の社長にまで、

この想いを届けるためには・・・



「研修のお誘いのメッセージを、さりげなく見てもらう!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
という必要があります。



そのために私が考えたのは、

「研修会の案内原稿を、そっと社長の机に置いておいて

もらえるようにしよう!」

という事でした。



そのために、下記のPDFデータのような原稿を作ったので、

まずはあなたの目で確認してみて下さい。

staff-happy.pdf


(原稿には、私にできないことをお願いした

講師の名前が書いてあります)




●この研修は、こんな人に参加してもらいたい


・社長

・社長が期待しているスタッフ

・縁の下の力持ちの女性スタッフの方



さて、社員が活き活きと輝いている会社にするには、

社長1人だけが参加してもダメだと思うのです。




社長と社員が一緒になって、

スタッフが輝く環境作りに取り組まなければ、

どんなに素晴らしい内容をお伝えしても、

机上の空論になってしまいます。



でも、それでは意味がないっす。

(T_T)




やっぱり、贅沢を言えば、

社長をフォローするスタッフの方も一緒に参加することで、

より確実に会社を変革出来るのです。



もし、これを読んでいる人が社員の方だとして、

あなたに言いたい事は・・・


会社の愚痴を言っても始まらないので、

あなたも一緒に会社を良くする行動に、

参加してもらいたい。


ということです。



そして、これを読んでくれている社長さんに

お伝えしたいのは、


社員が変われば、業績が変わる!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


ということなんです。




人間は、気持ちで動いている動物なので、


社員が燃えれば、

「まさか、あいつがここまでやるとは〜」


と思うような凄い力を発揮するんですよね!

(^_^)




●さぁ、会社を変えていきましょう!


・強い会社に変えましょう!

・楽しくてワクワクするような仕事ができる会社にしよう!

・皆で燃え上がって、業績を伸ばそう!



私はそんな事ができるような機会を、

皆様にご用意したかったのです。

(^_^)




・集客を高めるテクニック

・住宅営業の効率的にするノウハウ

・工務店のインターネットマーケティング


というのもいいのですが、

それを行なう人が、楽しくなければ、

業績が伸びませんからね!




●1点だけ、ゴメンナサイ


今回の研修で、1点だけゴメンナサイと

謝らなければならない事があります。

staff-happy.pdf



それは、開催までそれほど時間がないという

ことなのです。



言い訳はしません。

ゴメンナサイ。



●追伸

業績が上がらないという会社の多くは、

社員が楽しそうに働いていない。


きっと、社長ならそんなことくらいわかっているでしょうね。

だけど、その解決策が、私と同じようにわからないんですよ。

きっと。


でも、社員が楽しそうに働き業績を上げていく・・・

こんな理想を、どんな社長だって持っているはずです。


もし、この研修に興味を持ったら、社長に直談判してでも

参加してみると、会社の中の何かが変わり始めるかも

しれませんよ!

(^_^)


●追伸2

もし、忙しくて社長1人しか参加できない

ということなら、社長だけでも参加してもらって

下さい。


また、社長がこの原稿を読んでも、

「う〜ん・・・どうしようかな・・・」

と渋っていたら、このメルマガの文章も印刷して

机の上に置いておきましょう。


そして、こんな事を言っているやつは、

「どこのどいつだ!」と言ったら、

がんばろう!!工務店

「この本の著者です!」

と答えてみて下さい。


きっと、あなたの行動ひとつで、

あなたの会社は変わるはずです。



「スタッフが仕事を楽しみ輝くような仕事をしている会社にする」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

この、はじめの一歩を一緒に踏み出しましょう!

(^□^)/




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「今必要な経営力とは何か?」 後編


2.成長性は高いばかりがいいわけじゃない 


企業にとって、成長性も重要な経営指標の要素ですが、

急成長して一気につぶれたビルダーをいくつ見てきた

ことでしょう。


成長性は高いばかりがいい経営とは限りません。


では成長性はどれくらいが適正かというと、それも

明確なものはありませんが、言葉にすれば

「安定的な成長」と言えるでしょう。


例えば、以下はどちらが良い経営と言えるでしょうか。


A社:3年間倍増のペースで大きく成長して、4年目でガタンと落ちる

B社:毎年10%ずつでも安定して成長する


この2社の場合では、B社の方が売上は少ないかも

しれませんが、経営的には良いはずです。


A社のように、売上を倍増させるためには、それなりの

投資が必要で、多大な先行投資を行っているはずですから、

成長が止まった時に、歪みが起きます。

投資分を回収できずに、赤字に転落するということは

よくある話です。


急成長を続けるということは、新しい人材や拠点を急速に

増やしていくということですから、いろんな意味で、

端々まで目が届きにくくなります。

売上は上がっても、施工品質やアフター等の面で、

万全とは行かなくなるでしょう。


つまり急成長は逆に危ないということが言えるわけです。


会社の成長は、堅実であることが理想です。

急激ではなくても、少しずつ増収を続けているところは、

その成長性を評価できると言えるでしょう。


今の時代、売上高は横這いであっても評価されるべきです。

市場縮小の中で、前年と変わらない売上を上げる。

つまり市場でのシェアは上昇したと言えます。

また、売上が横這いでも利益が増えたというところは、

経営的に成功ではないでしょうか。

こういった会社は好景気になった時には一気に伸びるはずです。


成長性がマイナス、つまり減収を続けているビルダー

というのも、残念ながら少なくありません。

実際にハウスメーカーや老舗ビルダーでも減収を

続けているところはありますし、少し上がっても

また落ちるといった低迷会社も多くあります。


こういった会社は何も手を打たないと、売上・利益は

上がらず、経費削減のために人を減らし、成長の逆回転で

ますます事業を縮小していくことになります。

将来的になくなってしまうこともありえるわけです。


以上のことから、利益を確保しつつ、少しずつでも

安定した成長をしている会社は、その経営力を

評価すべきと言えるでしょう。




3.将来に備えた経営には何が必要か? 



財務が良いビルダーは、大抵の場合、地域での

信頼を得ています。

しかし財務が良ければ全て良しというわけでもありません。

いくら今財務が良くても、業績が急降下で悪くなれば、

そのうち事業は立ち行かなくなります。


当然ながら、売上があっての利益です。

よって市場が縮小する時代で、如何に売上をキープして

いくかということがポイントになります。



では、将来に備えた経営力を養うには何が必要でしょうか。


それには、今よく言われているように、ストック市場に

対応したビジネスモデルを作っておくことです。

今後は新築よりも、中古住宅やリフォームの時代になる

というのは、以前から言われています。


既に長期優良住宅普及促進法が施行され、09年には

新設住宅着工が80万戸を割り込みました。

今後、新築住宅が継続的に大量供給されることは、

まずないでしょう。


時代は少しずつストック活用へとシフトしています。

新築がなくなるわけではありませんが、ストックでも

稼げる仕組みを作っておく必要はあります。


まず自社のOB客をしっかりとフォローすること。

自社で建てたお客様からリフォームをもらったり、

将来的には建替えにもつなげたい、最も重要な宝です。


更には、他社が建てた一般ストックからも

リフォーム受注は取りたいものです。


古民家再生まで行くと、技術的にも難しいかもしれませんが、

例えば新築で無垢材の家を売りにしているならば、

無垢材リフォームの提案もいいでしょう。

デザインが得意なら、ハイセンスな住まい方の

リフォーム提案もできるはずです。

リフォームも、単なる設備交換や外壁塗り替えでは、

価格競争に陥るので、こういった独自の差別化提案

が必要になってきます。



多少リスクが伴う事業ではありますが、中古買取再生に

取り組んでいるビルダーも増えてきました。

中には新築の実績を上回るといった会社も出てきたくらい、

ニーズはあるようです。


中古物件の買取をしなくても、中古購入客からの

リフォーム受注が取れる仕組みを作れば、

これもこれからのビジネスモデルとして生きてきます。


インテリアショップ、介護ビジネス等、幅広い事業展開を

行うことも、失敗のリスクは伴いますが、1つの事業に

特化していない分、リスクヘッジにはなります。


こういった多角化には、地域密着で信頼を築くことが

まず必要です。基盤となる新築事業での信頼がなければ、

他の事業でもうまく行かないでしょう。


つまり将来へ向けての経営力とは、

信頼の構築と事業の多角化です。


まずは自社のOB客を見なおしてみましょう。



(情報提供:住宅産業研究所)
2010年09月13日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 9/13号)

今回のテーマ:今必要な経営力とは何か?  前編           H22/9/13

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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日下部 興靖
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【工務店MBAメルマガ読者に優先案内】
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住宅営業の研修会を復活します!

40名限定×2回に今すぐ申込んでくださいね。

(^_^)



●お世話になります。ナックの日下部です。


いや〜〜〜

お待たせしました!

(^_^)



今から数年前まで、工務店さん向けに頻繁に行なわれていた

住宅営業の研修会を、10月からパワーアップして

復活することになりました。



そのために、まずは東京・大阪の2会場に分けて、

2人の伝説の講師に依頼・・・。



この伝説の講師たちの研修は、

過去、多くの工務店が目を輝かせて、

「欲しかったのは、こんな研修だ!」

と研修アンケートに答えてくれた研修会です。



★住宅営業はじめの一歩

10月15日(金)10:30〜17:00
講師:住宅マーケティング研究所
代表取締役 内村 真樹 氏
http://www.sales-up.jp/pdf/nacss1015.pdf (このページは現存しません)


★現場見学会の進め方

10月20日(水)10:30〜17:00
講師:住宅産業研究所
関西支社長 音地 常弘 氏
http://www.sales-up.jp/pdf/nacss1020.pdf (このページは現存しません)



それぞれ限定40名までなので、まずは工務店MBAの

読者を優先的にご案内いたします。



数日後には、双方の案内を8400社の会員工務店様向けに

FAXにてご案内しますので、今週中には【満席】で締め切ると

思います。

(^_^)/



昔からの根強いファンがいる人気の研修です。

同じ研修でも何度でも受けたいという人がいるくらいなので、

満席になる前にお申込下さい。





●申込み方法

PDFを印刷して、FAXにてお申込下さい。


★住宅営業はじめの一歩

10月15日(金)10:30〜17:00
講師:住宅マーケティング研究所
代表取締役 内村 真樹 氏
http://www.sales-up.jp/pdf/nacss1015.pdf (このページは現存しません)


★現場見学会の進め方

10月20日(水)10:30〜17:00
講師:住宅産業研究所
関西支社長 音地 常弘 氏
http://www.sales-up.jp/pdf/nacss1020.pdf (このページは現存しません)



●日下部のつぶやき・・・



最近、辛い別れがありました。

もう、10年以上付き合っていたのに・・・

(T_T)



サヨナラ・・・

ドコモ。




ということで、携帯電話をソフトバンクのiphoneに

変えたんですね。

(^_^)/




これからのマーケティングを考えていくと、

iphoneを使っているユーザーを取り込むための

マーケティングも勉強しなければならないと思い、

10年以上続いたドコモとサヨナラしたのです。




私にとって、ドコモとサヨナラするのは辛い選択でした。

何が辛いのかというと、

「使い慣れたものを手放す」ということが辛かったです。



でも、あきらかに時代はiphoneに傾いていますよね!

そこで私は・・・



時代が変わるけど、どうするか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



と自分に問いかけ、




「使い慣れたものを手放せ!そうしないと・・・」

「新しいものを受け入れろ!そうすれば・・・」

「時代に取り残されるな!今ならまだ・・・」



と自分自身を叱咤激励しながら、



「iphoneにする!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^


という結論に達したのです。



皆様も、今までのやり方を捨ててみませんか?!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
(^△^)/



何が言いたいのかと言うと・・・




住宅営業も、今までのやり方にこだわって、

効率の悪いやり方、お客様に響かないやり方、

時代遅れのやり方をしている人がたくさんいます。



やり慣れた営業方法も悪くはないと思いますが、

新しいやり方を学び、常に時代に合わせてビジネスを

継続させていくのも、経営者の仕事ですよね!

(^_^)



是非、社長ばかりが営業研修に参加するのではなく、

営業マンも一緒になって営業研修に参加してみて下さいね。


★住宅営業はじめの一歩

10月15日(金)10:30〜17:00
講師:住宅マーケティング研究所
代表取締役 内村 真樹 氏
http://www.sales-up.jp/pdf/nacss1015.pdf (このページは現存しません)


★現場見学会の進め方

10月20日(水)10:30〜17:00
講師:住宅産業研究所
関西支社長 音地 常弘 氏
http://www.sales-up.jp/pdf/nacss1020.pdf (このページは現存しません)






○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「今必要な経営力とは何か?」 前編


1.利益率と自己資本比率を保て 


最近は大型倒産が少なくなりましたが、少し前には

大手ビルダーが続々と倒産した時期がありました。


倒産したところは、何かしら経営上の問題があった

ということで、財務内容などを見ても、やはり

倒産危機ラインの数値であるところが多かったわけです。



今、ビルダーに必要なのは、市場縮小時代を乗り切る経営力です。



そのためにも、大切なのは頑強な財務体質です。

2009年度の決算は、ハウスメーカーもビルダーも、

利益面では改善しました。

コストダウン効果が出た成果でしょう。

中でもビルダーは元気です。

不況と言いつつも、過去最高益を生む有力ビルダー

が続出しました。

10%の経常利益を生むところも結構多くあります。



(1)利益率


今必要な経営力。その第一は収益力です。


分譲系は経常利益で10%前後というのが

高収益の目安となっています。


注文系でも経常利益で10%超のところは増えていますが、

まずは5%を超えることが、一つの目安になるでしょう。



■事例1


ローコストの注文系大手ビルダーは、価格メリットとブランド力、

広告宣伝力もあるため好調で、過去最高益を多く出しています。


例えば、関東のA社の場合、経常利益は5%には届きませんが、

大幅増益で、過去最高益を達成しました。


増益要因の第一は営業効率の上昇です。


各種の宣伝効果、話題性等も手伝って集客が前年に対して24%増と、

総展の効率がアップしたこと。

更にはチーフデザイナー同行の営業バックアップ等で

営業効率も上昇しました。



第二には、工期短縮等による効率アップ。

コストダウンでは部材の選択から物流センターの活用、

工程管理の見直し等も図られました。


梱包・開梱や資材の移動、ゴミの片付け等、細かい無駄を

徹底的に排除することで、作業時間を短縮し、

大工の人件費削減につながっています。


結果的に工期も20日間ほど短縮することに成功したといいます。

このように原価率を下げたことで、

粗利率は2ポイント以上アップさせました。



■事例2


素材・性能やデザイン等、商品面で特別な差別化要素

を持つ企業も、高収益のところが多いです。


福島I社、福岡Y社などは、利益率10%を

超える超高収益を実現しています。

平均2000万円〜2300万円といった、ハウスメーカーよりも

安い価格帯で、高性能や健康仕様などをアピールしています。


高収益の第一の要因は、この商品差別化で、

そのウリを明示できる点が強みになっています。


第二の要因は、粗利を3割水準にキープして、

経費を2割程度に抑えている点です。

高性能でありながら、ハウスメーカーに比べると、

随分割安に映る商品ということで、値引きせずに

売れるというところがポイントでしょう。


適正価格であれば値引きをする必要がないということです。


またデザイン力のあるビルダーは、それだけで

ブランド価値を持っています。


地域で評判のデザイン系ビルダーも、

高い利益を出しているところが多くあります。




■事例3


地域密着型ビルダーは基本的に高収益です。


中小ビルダーは営業拠点も少なく、少人数で効率よく

事業を回すことが可能で、本来、原価管理をしっかり

とすれば、利益は出るはずということです。


愛知のY社は地域密着高収益ビルダーの代表です。


高収益の要因としては、まずエリア??1の地域に根付いた

建設会社であること。単独拠点のため、基本的に固定経費が少なく、

売上高に占める固定経費は2割以下に抑えます。


その固定費のうちの3分の2が人件費です。


第二に、効率アップのため、契約後の顧客管理は、

営業マンから女性コーディネーターにバトンタッチする

分業制を導入しています。


営業の手離れをよくしているわけです。


責任を明確にし、専門性を高める役割も果たしています。

結果的に同社の営業は1人年間20棟と、

高い生産性を実現しています。

当然、利益率は高くなります。





(2)自己資本比率



高収益ビルダーの事例を3つ紹介しましたが、

この利益が蓄積されることで、内部留保が膨らみます。

これを永年積み重ねることで、自己資本比率を

高めることができます。


これは、総資産に占める、

株や現金などの自己資本の比率です。


大体自己資本比率は、30%程度あれば

安定していると言えます。

中には50%超、60%超といったビルダーも多く、

老舗で高収益を保っているところは高い比率になります。


また新興ビルダーであっても、毎年10%を超える

ような利益を出していれば、自己資本比率が

高くなっているところも多いです。


自己資本比率が10%を切ると低いレベルと言え、

大幅な赤字に転落した時に一気に資金繰りに

詰まることがあります。


また逆に、ここを厚くしておくことで、

赤字が続いても資金繰りに詰まることなく、

事業を続けているという業者もあるわけです。



(情報提供:住宅産業研究所)
2010年09月06日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 9/6号)

今回のテーマ:リフォームで太陽光発電を販売しよう!  後編      H22/9/6

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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日下部 興靖
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日経トレンディの住宅特集で取材を受けました。
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皆さんもマスコミの力を利用してみませんか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


●お世話になります。ナックの日下部です。


先日、突然電話がかかってきて、

日経トレンディの記者さんから、

取材の申し込みを頂きました。


続きはコチラ
http://www.home-builder.jp/trablog/2010/09/nikkei-trendy.html



さて、私も色々と仕掛けてマスコミに露出はしています。

マスコミ掲載辞令を全部をお伝えしているわけではありませんが、

マスコミに取り上げられるのはいいことですよね。



もちろん、記事を見てホームページにアクセスしてくれる

人が増えたり、知名度が上がったり、信用が上がったり・・・。


目には見えづらいけど、マスコミ掲載記事を

ホームページに掲載できると、見る人の信頼度が

変わってきます。



あなたは、マスコミに掲載されるために、

どんな仕掛けをしていますか?



「全くしていない・・・」

という声が聞こえてきそうですが、

そんな方は続きを読んでみて下さい。




●マスコミにアプローチしよう!


まず、あなたの会社が取り上げられたい媒体は

どんな媒体でしょうか?

・新聞
・ラジオ
・テレビ
・Yahoo!ニュース
・ミニコミ誌
・業界紙
・その他

色々な媒体がある中で、どんなターゲットに見てもらうか

ということを考えて、マスコミにアプローチしましょう。



例えば、地元の多くの人が呼んでいる新聞があるとすれば、

その新聞社さんにプレスリリースを送りましょう。



どんな、プレスリリースを送るのか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

ということが私もわからなかったので、

この半年間に取材された記者さんなどに、


どんなプレスリリースが取り上げられやすいか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
という質問をして見ました。




もちろん、内容は記事になる社会性のあるものが

いいのはあたり前ですが、どんなプレスリリースが

読まれるか・・・というのが大事みたいですね。



例えば、

・メール
・FAX
・郵送
・小包

など、色々と送る方法があるのですが、

FAX番号やメールアドレスを知らない相手に送る事は

難しいと思うので、郵送が無難だと思います。



しかし、毎日のように山のようにプレスリリースが

届いているらしいので、興味のあるものしか、

しっかり見ないようです。



だから、最近のプレスリリースは、どんどん豪華に

なっているらしく、封筒も豪華で、中身にも工夫を凝らしている

そうです。




これは、PR会社にお金を払って、プレスリリースを送っている

んでしょうね!



私はPR会社さんを使ってプレスリリースをした事がないので、

私のやり方をお教えすると・・・



1、出したい媒体をピックアップ

2、その媒体の関係者を知りませんかと知人に聞きまくる

3、接点が持てなければ、直接プレスリリースを郵送する



という感じです。



プレスリリースはA4用紙2枚程度にまとめ、

カラーではもったいないので白黒印刷したものを

送るようにしています。



「ちょっと変わったイベントをする」というリリースしたとして、

全く反応がなかった出版社にも、イベント開催後にも

経過報告のリリースを送るようにするといいです。



こうやって、何度もリリースしているうちに、

記者さんの頭に刷り込まれていくので、

関係する特集をするときに・・・


「住宅関係でよくプレスリリースを送ってくれる人がいたな〜」


と思い出してもらえて、取材してもらえるようになります。



ちょっと根気がいる作業ですが、やらない会社が多いので、

プレスリリースできるネタがある工務店さんは、ダメもとで

どんどんプレスリリースを送ってみて下さい。



書き方については、本屋さんに行けばプレスリリースに

関する本がたくさん出ていますので、それを参考にすると

いいでしょう!


あと、「プレスリリース 書き方」と検索すれば、

色々と見本が出てくると思います。

(^_^)



●掲載されたらどうするか?


http://www.home-builder.jp/trablog/2010/09/nikkei-trendy.html

今回、私が行ったのはブログだったので、

フランクな文章が書かれていますが、

「マスコミ掲載事例」のように、固い文章で紹介する

ページを作っておくといいでしょう。



このようなページを作っておくことで、

ホームページを見たお客様が、自然とあなたの会社を

信用してくれるようになります。



ライバルがやらないから効果があります。

ライバルがやらないから効果があります。



お金は切手代くらいしかかかりません。

お金は切手代くらいしかかかりません。



大切なことなので、2回言いました。


是非、試してみて下さい!

(^_^)



●追伸

先日行なった、小冊子データの期間限定36%OFF

での販売は終了しました。


http://www.nac-consul.com/handbook.html


既に、普通の販売ページに変更されているので、

これから購入される方はコチラからお願いします。



それと、既に購入いただいた方、ありがとうございました。

(^□^)/


小冊子のデータは随時お送りしていますので、

印刷屋さんを探して製本をお願いしてみて下さい。


どうしても、業者さんが見つからない場合は、

業者さんをご紹介するので、声を掛けてくださいね!

(^_^)


あと、ホームページに小冊子プレセントを告知する

バナーなどを作るといいと思うので、印刷屋さんで

そのスキルがあるところを探してみてくださいね。



小冊子データを購入いただいた方限定で、

小冊子プレゼントの告知方法もアドバイスしますので、

下記までお問合わせ下さい。

TEL:03−3343−3000
mail:system@nacoo.com
担当:黒川・福島





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「リフォームで太陽光発電を販売しよう!」 後編


3.「メンテナンスフリー」は錯覚



太陽光発電システムは、核となる太陽電池モジュール、

直流を交流に変換するパワーコンディショナー、

電力会社へ余剰電力を売る売電メーターなどから構成されます。



太陽電池モジュールの耐用年数は20年程度

(パワーコンディショナーなど周辺部品は10年程度)

と言われており、多くのメーカーは10年間の

出力保証を付けています。



その間、屋根に登って定期的に掃除する等のメンテナンスは、

特別の場合を除いて不要と言われています。



だからと言って、太陽光発電=メンテナンスフリー

と言えるかというと、少し違うと思います。

電池モジュールの期待耐用年数は20年ですが、

前述の産業技術総合研究所の調査によると、

10年以内に一部または全部を交換した例は、

全体の14%でした。



保証期間内でこれだけあるのですから、

20年間ではかなりの比率に達すると思われます。



ところが家電などと違い、スイッチを入れる必要もなければ、

運転音(パワーコンディショナー)も気になるほどではありません。

その上、屋根の上で目にすることも殆どないため、

気にすることも少なくなります。


また、時間帯やその日の天候などによって、発電量は大きく

左右されるため、故障などで出力が落ちても気づきにくいのです。



こうしたことから、定期的なメンテナンスはそれほどいらなくても、

正常な能力を発揮しているかの見守りは欠かせません。

この点でも、地域に密着した工務店は有利と言えます。




4.国土交通省の施工・検査基準



国土交通省は、太陽光発電システムを既存住宅に

設置する際の不具合防止のため、

「既存住宅の太陽光発電パネルの設置工事に係る施工・検査基準」

を公表しました。



本来の目的は、リフォーム瑕疵保証保険加入の際の基準を

示したものですが、一般的な施工指針として参考になるので、

ポイントを見てみましょう。



事前調査  →  施工計画の策定  →  設置・施工  →  記録・報告
・雨漏り      ・適合性の確認              ・書面で報告
・屋根材の劣化	・計画の策定
・構造材の劣化	・劣化箇所の補修



≪設置・施工方法≫


1.共通事項

  a.モジュールを確実に固定できる位置に配置する

  b.支持部材、架台、取り付け部材など長期間の使用に耐える材料を用いる


2.屋根置き型モジュールの設置

  垂木、母屋など屋根の主要な構造に支持部材を取付け、これに架台を固定する

(1)屋根材共通
   a.支持部材周辺や貫通部は、接着面の清掃等の上止水処理
   b.支持部材の設置は防水性能を損傷しないよう留意
   c.支持部材の設置は、屋根材や下地材の損傷に留意

(2)屋根材別設置・施工方法
   a.瓦屋根
   b.スレート屋根
   c.金属屋根


3.陸屋根型太陽電池モジュールの設置


4.屋根建材型太陽電池モジュールの設置


5.外壁貫通部の配線工事



重複する内容も多いため、詳細は省きましたが、

要はまず事前調査をきちんと行い、構造材や屋根材が

モジュールの設置に耐えられるか確認すること。

その上でシステムメーカーのマニュアルを参照しながら、

施工計画を作成。劣化部分があれば、その補修も

計画に含めるといったことでしょう。



そして施工にあたっては、構造材にしっかり取り付けること、

コーキングなど止水処理を入念に行い、雨漏りを避けること、

の2点に尽きると言えます。



こうした点も、住宅の構造や工事がよく分かっている

工務店にとって、受注にプラスに働くと言えます。



(情報提供:住宅産業研究所)

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