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2009年01月30日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H21 1/27号)

今回のテーマ:史上最大の住宅ローン減税で潜在需要を掘り起こせ!前編
                                           09年01月27日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●お世話になります。ナックの日下部です。

昨日、風邪を引いてしまい、本日の配信となりました。

私の周りではインフルエンザが流行っています。
皆さんは大丈夫ですか?

私はインフルエンザではなく、普通の風邪だったので
1日で復活しましたが、「インフルエンザになったら
1週間は会社に出てくるな!」という会社が多いようです。


●一瞬でした・・・

さて、先週案内した私のセミナーですが、有料のセミナー
なのに一瞬で締め切りになりました。

ありがとうございます。
\(^ー^ )

せっかくお金を払って参加していただく皆様には、
参加者特典として・・・
「WEBマーケティングのはじめ方(仮名)」
という資料をプレゼントしようと思っています。

既に作り始めていますが、現在66ページになっています。

図解入りで作っているので、制作に時間がかかっていますが、
それだけ満足度を高められればいいかなぁ〜と思っています。
(^O^)


ちなみに、今回のセミナーではナックの商品の売り込みは、
一切しません。私自身がポケットマネーで外部のセミナー等
に参加し、実践している人たちから直接教わった内容を、
わかりやすくお話しするつもりです。


●トラブル発生・・・

先週セミナーのご案内を送ったとき、丁度ナックフォーラム
というイベントと重なっていたので、ナックフォーラムに参加していて
申込みができなかった・・・

というお電話を数社から頂きました。
申し訳ありません。


もちろん、その方々には工務店MBAメルマガ読者割引価格の
21,000円で申込みを受け付けました。

もし、ナックフォーラムに参加していたため、申込みが
できなかった方は、お電話にてお申込下さい。

連絡先:サポートの小泉君宛て
03−3343−3000


●セミナーには参加できないが、ネット戦略を勉強したい人は・・・

ネットの事がサッパリわからない、超ネット初心者の方でも
わかりやすく書かれた小冊子があります。

http://www.nac-consul.com/web20sb.html (このページは現存しません)

私のセミナーは、この小冊子よりも具体的な話をしますが、
興味のある方が最初に読む本としてはいいと思います。

セミナーに申込んでいる人や、参加できないけど興味のある
方は、無料進呈しますのでお申込み下さい。


●マイホーム大学に登録されている皆様へ

今、マイホーム大学のサイトのリニューアルをしようと、
業者さんと打ち合わせをしています。

今よりももっと、工務店さんに問合わせが行くように、
コンセプトを明確にして、キャッチコピーなどもしっかりと
入れていこうと考えています。

そのために、「その道のプロ」に高いお金を払って、
リニューアルします。

ご期待下さい(^ー^)!!!


それと、マイホーム大学に登録し、

「お客様から問合わせが来たけど、どうすればいいかわからない!」

という問合わせを毎日のようにいただいていますが、
そんな方は”メール返信セミナー”にお申込み下さい。

私のセミナーと同日開催しています。

/www.home-builder.jp/mba/2009/01/h21_119.html
(上記URLからのお申込は終了しましたが、詳細はご確認いただけます)

お問合わせ:サポートの小泉君
03−3343−3000



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

史上最大の住宅ローン減税で潜在需要を掘り起こせ!


1.「こんな不況で住宅が売れる訳がない」は間違い!?

1929年以来の大不況で、いまやあらゆる消費が
冷え込んでいます。

新聞などを見れば、日用生活品から衣料品、自動車に
至るまで、販売不振の報道が連日のようにされています。

このため自動車の10倍以上もするような高額商品
である住宅では、「いまは売れなくてもしようがない」
という諦めムードが、営業前線だけでなく工務店の
経営者も含めて漂っています。


しかし本当にそうでしょうか?

確かに平成20年度住宅着工数はこのまま行けば、
建築確認厳格化による混乱で激減した19年度と
大差ない数字で終わりそうで、21年度も
回復は望み薄かもしれません。

しかし総合住宅展示場の来場者数は、20年度も
若干減少はしたものの、極端に減っているわけ
ではありません。

お客様は動いているのです。

ただ現在のような経済情勢の中であえて購入する
理由がないため、契約に結びつかず、受注不振
となっているのです。

実際に氷河期と言っていいほど販売が落ち込んでいる
マンション業界にあっても、売れ残ったものを20〜30%
値引きした物件の販売は、意外に好調だということです。


つまりお買い得感などユーザーの背中を押す
動機さえあれば、需要は顕在化する
ということなのです。

元々住宅が他の商品と異なる最大の特徴は、
衝動買いではなく「計画購買」ということです。

結婚、入学、退職などに合わせ長期的に計画するもので、
景気などによる多少の繰り延べはあっても、
中止するということは少ないはずです。

そのユーザーの背中を押す効果を期待できるのが、
昨年末に発表された住宅ローン減税です。


住宅ローン減税は、景気対策や住宅取得促進の目的で、
昭和53年からスタートし、平成9年に本格化しましたが、
昨年末をもって制度が終了となるということで、
業界から延長要望が出されていました。

新減税制度は、控除額が過去最大というだけでなく、
長期優良住宅に対する加算やローンを使わない人も
対象になるなど、空前の規模です。

この制度の内容を、新規客は無論、管理客にも確実に
届けることで、お客様との関係強化や重い腰を上げて
いただく手段として、積極的に使いましょう。


2.一般住宅で最大年間50万円の減税

では新減税制度の内容は、どんなものでしょうか。

一般住宅と長期優良認定住宅とでは内容が違いますが、
長期優良の認定を受けるケースはごく少ないと思われるため、
ここでは一般住宅のケースで説明しましょう。


まず減税の対象となる時期ですが、今年から
平成25年12月31日までの5年間です。

控除の対象となるローン借入残高は入居時期によって異なり、
22年末までであれば5000万円ですが、23年になると4000万円、
24年は3000万円というように減っていきます。

つまり4000万円以上のローンを組む予定であれば、
来年中に入居した方が得ということです。

控除される金額は、ローン残高の1%です
(元本のみで利息は含みません)。

年末のローン残高が3000万円とすれば、30万円の減税となり、
これが10年間続くことになります。

昨年末までの制度では、残高上限が2000万円と低い上、
控除額も1〜6年は今回と同じ1%ですが、7〜10年は
0.5%のため、10年間のトータル減税額を比較すると

<残高>    <旧制度>   <新制度>
2000万円    160万円       200万円
4000万円    160万円       400万円

このように大きな差になります。


◆住宅ローン減税概要

一般住宅 <入居時期> <借入限度額> <期間> <控除率> <控除上限>
           平成21年     5000万円       10年     1.0%      50万円
               22年     5000万円       10年     1.0%      50万円
               23年     4000万円       10年     1.0%      40万円
               24年     3000万円       10年     1.0%      30万円
               25年     2000万円       10年     1.0%      20万円 

長期優良住宅
           平成21年     5000万円       10年     1.2%      60万円
               22年     5000万円       10年     1.2%      60万円
               23年     5000万円       10年     1.2%      60万円
               24年     4000万円       10年     1.0%      40万円 
               25年     3000万円       10年     1.0%      30万円


(情報提供:株式会社 住宅産業研究所)

2009年01月19日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H21 1/19号)

今回のテーマ:2009年、長引く住宅不況を乗り切れ!
            〜不況の波を吹き飛ばす1年にしたい 後編      09年01月19日


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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●お世話になります。ナックの日下部です。


実は・・・私・・・

1年ぶりくらいに、セミナーをすることになりました。

http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません)

●このセミナーでお話しする内容とは・・・
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「田舎の小さな工務店でも、ネットを活用してハウスメーカーから
 お客様を奪い取り、安定受注するための勉強会」

を開催します。

もちろん、売り込みは致しません。
そのかわり、有料の勉強会です。

このセミナーはお勉強会なので、参加後に営業マンから電話がかかって
来ることもなく、その場で全てお伝えして終わり。
(^_^)

売り込みのセミナーなら、「勉強になったよ」では困るのですが、
このセミナーで一番欲しい言葉は「勉強になった!」です。


ちなみに、私が決定力の高いホームページの作り方から、
ネットでの広告の出し方、資料請求や見学会の参加申込み
に誘導するところまでをお話します。


でも、それだけでは、家は売れませんよね?



●ホームページから家を売るためには・・・
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

多くの工務店さんは、ホームページから来たメールの問い合わせに、
どのように対応してよいか知りません。

間違った対応をしているので、資料請求→見学会に
誘導できないのです。


この問題を解決するのに、もう1人ライティングの先生を
講師として呼んでいます。


この人は、私の周りにいるスゴイ人のなかでも、
お客様の心をわしづかみにする文章が書ける天才。

私もたまに、添削をお願いしている・・・土屋大先生です。


土屋大先生はADエキスパートシステムの担当者なので、
ダイレクトレスポンスマーケティングが体に染み付いて
いるので、頭の切れ味が違います。

私からすると、”うらやましいほどの才能”を
身につけている天才です。


この天才に、メールでの問合わせが入った後、
どのように返信すれば見学会に参加し、受注することが
できるのか、”たっぷり”とお話してもらいます。

ちなみに、今回は有料の勉強会なので、このメール返信文の
テンプレート(文章)もプレゼントしてもらえるので、
その日からこのテクニックを使えるようになります。


過去に、このメール返信テクニックを教わった工務店は、
死に物狂いで年6棟だったのに、今では月に2棟ペースで受注
するようになっています。

●セミナー名称

集まる!売れる!工務店のWEB戦略セミナー
http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません)

●セミナーの開催日時

2/17(火)新宿:30社30名
3/16(月)大阪:20社20名
3/17(火)名古屋:20社20名
※10時〜17時を予定


●セミナーの参加費について

◆一般(ナック非会員)   :52,500円
◆ナック会員        :31,500円
◆web2.0サイトビルダーの会員:21,000円
※追加1名:10,500円
※お弁当がつきます。

というのが、普通に案内する金額ですが・・・


●工務店MBA読者には、特別価格でご案内します。

工務店MBAの読者の特典として、下記のフォームから
1月21日17時までにお申込頂いた方に限り、

”21,000円”でご参加いただけます。
追加1名:10,500円、もちろん、お弁当はつきます。
(^o^)/

http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません)


--------------------------あなたが疑問に思うこと!?-----------------------


■どうせ、またSEOの話だろ・・・

1年くらい前まで、私がweb2.0サイトビルダーという商品の販促で
セミナーに周っていましたが、今回は売り込み禁止なので
web2.0サイトビルダーの話はしません。
なので、SEOの話が中心ではありません。

なぜなら、web2.0サイトビルダーの会員さんでも役立つ内容を
お話しするつもりだからです。


■21,000円の価値はあるのですか?

ナックの社内では、私には無関係な「ボトルウォーター事業本部や
ダスキン事業本部のネット戦略も面倒見ろ!」と昨年末に社長命令が
出てしまいました。

かなりの広告予算を使って、ボトルウォーター事業本部を強化すると
社長は言っており、ナックで1番WEB戦略に精通している私に、
白羽の矢が立ったのです。

これって、うちの事業本部を含めると、東証一部上場企業の
WEBマーケティングを、全部面倒見ろ・・・
と言っているようなもんですよね?
(実は、転属させられるのではないかと、冷や冷やしています・・・)


そんな私が今回お話しする内容は、”私が工務店なら、こうする!”
というネット戦略をお話します。

自分でできないことは外注すればいいので、
参加した人なら必ず実践できる内容です。

おおよそ、これくらいの費用がかかるだろうという、
業者に発注したときの適正価格もお教えします。


しかも、参加費以外にナックに支払うお金はありません。
これは、WEBのテクニックはドンドン変わるので、
商品化できる内容ではないからです。
WEBの担当者を決めて、地元の業者に指示して行なう戦略です。

ナックの売り込みなしで、学べる勉強会の参加費21,000円が
高いか、安いか・・・

私にはわかりませんが、高くはないと思います。


■ネットに弱いうちの会社でもできますか?

現在、パソコンをお持ちでない方には、オススメできません。

パソコンを持っているが、ホームページを持っていない方や、
なんとなくわかるレベルの方なら、実践できるように
お話しするつもりです。

もちろん、うちはかなり対策しているよ〜という会社にも、
1つか2つくらいは役に立つテクニックをお話できると思います。


■WEB担当者にしたい営業マンに参加させてもいいですか?

はい、結構です。勉強会ですから。

しかし、ここにこんな広告費を使う〜、ここにはこれくらいの
費用がかかる〜、そうすればこんな形で問い合わせ率が変わるから、
費用対効果では安いと思う・・・

という話を、営業マンや担当者が、

”私がお話するのと同じように、社長に報告できない”

と思います。


そんな意味のないことをするなら、他の会社に席を譲ってもらいたい
と思います。なぜなら、本気でハウスメーカーのお客様を奪い取って
貰いたいからです。

本気でWEB戦略をやりたい人だけ、参加して下さい。


■後日、質問しても教えてくれますか?

また、今回の勉強会に参加された翌日からは、
私のお話する戦略について、私がサポートする時間がありません。
(社内のWEB戦略の仕事だけで、滅茶苦茶忙しいので)

なので、後日以降の質問には、私の次に詳しい担当者に質問してもらい、
担当者が答えられないものだけ、私が対応する形になります。


■どうせ、また同じ勉強会をやるんでしょ?!

いいえ、二度と同じ勉強会は行ないません。

今回は、全国で70社限定なので、有料で参加してくれた
70社の既得権を守るためにも、二度とこのセミナーは
行ないません。

恐らく、私が工務店さんにWEB戦略をセミナーで
お話しするのは、これが最後になると思います。


■とりあえず申込むので、あとでキャンセルできますか?

申し訳ありませんが、キャンセルはできません。
ご入金後のキャンセルも、ご返金できない場合があります。

スケジュール的にも絶対に参加できる方だけお申込下さい。


■いつまでに申込みをすればいいですか?

工務店MBAの特別価格は、”1月21日17時まで”ですので、
お急ぎ下さい。
その間に満席になった場合は、お申込みフォームを削除する場合が
あります。ご了承下さい。

http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません)

--------------------------------------------------------------


■なぜ、私がこのセミナーでお話しすることにしたのか?


今年の私の目標は・・・

「家づくりを考えている人に、地域の住宅会社を探しやすくする!」

という目標を立てました。



◆なぜ、こんな目標を立てたのか?

私の家の窓から見える範囲にも、○○建設・○○組という
2社の建築業らしい看板が見えます。

しかし、この2社が住宅会社なのか、公共なのか、土木なのか、
私にもわかりません。


私にわからないのですから、家を建てようとしている
エンドユーザーには、絶対にわからないはずです。


私は近所の会社くらい知っておこうと、社名+市町村名で
検索してみました。

しかし、○○建設はホームページがなく、○○組は住宅はやっているのか
どうかわからないほど、「ダサいホームページ」でした。


正直に、私はこんな業界を何とかしたいと思っています。
工務店がハウスメーカーと戦えるようにしたいのです。

家づくりをしている会社が、こんなにもあったんだ〜
とエンドユーザーに知らせたい・・・

だから、このセミナーでお話しすることにしたのです。

http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません)


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

2.2009年も厳しい年、どう乗り切るか!〜倒産はまだ出てくる? 打開策は?

では2009年はどういった年になるでしょうか。

市場の冷え込みが更に深刻化するということも考えられますし、
少なくとも回復というところまでには、2010年以降まで
待たねばならないでしょう。

倒産もまだ出てくると思われます。

昨年の上場企業の倒産が33社、そのうち25社が不動産・
建設業関係です。ある程度淘汰されたようにも思いますが、
今年もマンション業者、建売業者、老舗ビルダー等の倒産の
流れは続くでしょう。

不動産系から注文系ビルダーへも波及してくることも考えられます。

大手メーカーは戸建主導からアパートやリフォーム、中古住宅流通等、
多角的な戦略を強めてくると思われます。
主力は戸建であることは変わりませんが、戸建ではまだまだ苦しい
状況は続くでしょう。

但し実際には、客が全く動いていないわけではないのです。

総合展示場の来場者数からすると、2008年の来場者は微減程度で、
悪い地方でも数%減といった程度。
つまりユーザーはそこそこ動いているということが言えます。

ただ、「住宅を今買う」という最後の決め手に欠けている
ということでしょう。今買うのは確かに不安なことが多いですから、
背中を押すことが重要になってきます。

少し見えている光明としては、まず住宅ローン減税は多少背中を
押す要因になるかと思います。最大では600万円ですが、
まるまるその恩恵を受けるということは、余程借入が多い
ということで、その辺もきっちり説明する必要があります。

減税以外では、以下のように様々な住宅関連補助・助成制度が挙げられます。

1) 超長期優良住宅等先導的モデル事業
2) 住宅・建築物省CO2推進事業
3) 高齢者居住安定化モデル事業
4) 住宅用太陽光補助金
5) 民生用燃料電池導入支援補助金
6) 耐震改修などに対する補助

詳細は省きますが、超長期住宅ならば、予算額が170億円、
上限が200万円まで、太陽光は予算額291億円、1kw当り7万円の
定額補助が出る等、これらをうまく顧客にアピールして背中を
押すことも重要になってくるでしょう。

このほか各自治体による補助やエコキュート等の定額補助もあり、
これらの情報をしっかりと把握しておく必要があります。
今は住宅ローン金利も低いですし、見方を変えれば買い時とも
言えるのです。

国の助けを借りることも重要ですが、自助努力による
生き残りのための不況打開策には、どんなことがあるでしょうか。
新築住宅市場のパイは確実に減るわけですから、その中でいかに
現状を維持できるかがポイントになるでしょう。

それにはビルダーの原点、工務店の原点へ戻ることが必要だと
思われます。原点と言えば、やはり地域密着型の経営です。

1)地域密着で横ばいを維持、品質、エリア等を限定して販売する
    〜地域シェアアップ
2)新築住宅だけに依存しない体制を作る〜多角化、地域深掘り戦略
3)環境重視の家づくり〜地産地消等、ハウスメーカーとの差別化戦略

とにかく自社の方向性を明確にすべき年であり、ただでさえ下がってくる
モチベーションをどう維持していくかです。


3.客に購買力がない今、価格戦略をどうとるか?

マクドナルド、ユニクロが好調ということは、価格戦略がうまく行った
成果と言えます。ユニクロは低価格でありながら高品質を実現し、
特に冬用の肌着は大ヒット商品で、冬本番前に売り切れ店が続出しました。

住宅も価格戦略をどう取るかで、売れ行きは左右されると思われます。
とにかく安いというだけではダメで、そこにどんな付加価値を付けるかが
ポイントになっています。

今地方では土地付きで3000万円を超えると難しいようです。
2000万円台前半や2000万円を割るというところも結構多くあります。

そこまでしないと客は動かないと言います。住宅購入者には
土地なし客が多いわけですから、土地が高いならば建物を
低く抑えないといけません。

そのため、最近の住宅は狭小化・低価格化が進んでいるのでしょう。

1000万円以下の住宅商品も多く、880万円、700万円、
更には20坪台で580万円などという超ローコスト住宅も
出てきています。ローコスト住宅のコストダウンのポイントは、
狭小化と規格化です。

間取りは2〜3種類、大きさ3タイプ等と決まっている商品も多く、
そこにオプションを付ける等してホームページ上で簡単に
見積りもできたりします。

品質を落とすのはやはり問題ですので、他の部分でのコストダウンが
求められています。もちろん広告宣伝費の使い方、組織の見直し等、
商品だけでなくあらゆる部分でコストを削減する必要があるでしょう。

低価格化も一つの手ですが、超長期住宅のように少し高くなっても、
性能の良さや長寿命ということで売れているケースがあるのも、
また事実です。本当に200年もつかどうかは別にして、
長い目でみればお買い得ということは言えるでしょう。

実際に取り組んでいる熊本のS社や石川のH社などは受注好調だと聞きます。

要するに価格に見合うものを提供していくということで、高いなら高いなりの、
また安いなら何故安く提供できるかというしっかりとした裏づけが必要なのです。
とにかく昨年以上に厳しくなるとも言われている1年ですから、
今後の縮小市場に備えて、棟数が目減りしても利益の出る仕組みを構築する年に
してみてはいかがでしょうか。

(情報提供:株式会社 住宅産業研究所)

2009年01月13日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H21 1/13号)

今回のテーマ:2009年、長引く住宅不況を乗り切れ!
        〜不況の波を吹き飛ばす1年にしたい 前編    09年01月13日


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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●お世話になります。ナックの日下部です。

今日は、衝撃の事実を発表します。

衝撃の事実は、工務店さんなら誰もが大歓迎
してくれる内容だと思います。



実は・・・

マイホーム大学の無料期間を、9月末まで延長します!!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
お申込はコチラまで!
http://r.myhome-univ.jp/index3.html (このページは現存しません)





なぜ、この発表をすることになったのか・・・

昨年の7月、私が工務店のために、マイホーム大学を
立ち上げようとしていたとき、サブプライムローンの
問題もなく、経済は順調に推移すると思っていました。

そして、10月のサブプライムローン問題が勃発したころ、
マイホーム大学がオープンしました。

それからと言うもの、大きなビルダー・不動産会社が次々に
民事再生や倒産していき、住宅業界も先行きの見えない
不安に満ちた状態になっていきました。


私は、この状況に焦りを感じました。

マイホーム大学の無料期間は3月まで。
しかし、それまでに景気が回復するともいえない。

工務店さんも、月々1万円でも抑えたいだろうな〜(T_T)


4月から有料化するといってもなぁ〜



何とかならないかな・・・
何か良い方法は・・・
せめて、有料化のタイミングを、もっと遅らせられれば・・・


しかし・・・
うちの会社にとって延長するメリットは、何もありません。


毎月、多額の広告費を使わせてもらっていているのに、
「有料化の時期を遅らせて下さい・・・」
とは言いづらいよな〜思っていました。


考えれば考えるほど、胃がキリキリするほど痛み出し、
体調がドンドン悪くなっていきました。



そんな時に、マイホーム大学の方向性を少し変更する事を、
事業本部のトップに報告すると・・・


「マイホーム大学の有料化の時期、もっと遅らせてあげれば!?」


ん??

私は耳を疑いました。

広告費だけかかって、売上の上がらない
マイホーム大学の有料化の時期を遅らせていいよ・・・
と、普通の上司なら言いません。


私は、恐る恐る・・・

「3ヶ月くらいですかね・・・?」

と聞きました。



上司は、

「中途半端なことしても、仕方ないから
6ヶ月伸ばしちゃえば?」


ということで!!!!

マイホーム大学の無料期間、9月末まで延長決定!!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

お申込はコチラまで!
http://r.myhome-univ.jp/index3.html (このページは現存しません)





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



2008年は大変な年になりました。

住宅業界というよりも世界中に蔓延した大不況の波は、
今後どの程度まで長引くのでしょうか。

麻生首相が言うには、回復は全治3年とのことです。


それにしても倒産、減産、解雇等、いろいろなところで
100年に一度と言われる世界大不況の影響を感じることが
多くなりました。

2兆円の利益を出していた、あのトヨタ自動車さえ
営業利益で赤字になるなんて、多くの人が予測でき
なかったでしょう。


円高の影響も大きく、海外市場に依存しすぎていたという
面もありますが、そもそもは車離れが進んでおり、車に
お金を割く優先順位が下がってきたことは事実です。

磐石と思われていたものがこんなに簡単に崩れてしまうとは、
世の中何が起こるか分かりません。

もっとも、トヨタ自動車は成長神話を過信していたとも言えますが…。


ただこのような不況の中でも悪いところばかりではなく、
ユニクロやマクドナルドなど、低価格をウリとしている
企業は元気です。


住宅もそうかもしれません。

今、お客様はとにかくお金を出すことを躊躇っている。

住宅は大きな買い物ですから、なおさらです。

ユニクロやマックのように、住宅でも低価格路線が
追い風になる可能性もあります。


不況不況とばかり言っていても仕方ありません。

コストダウンの努力や、お金を割く価値のある家づくりなど、
前向きに取り組む1年にしましょう。


1.2008年を振り返る〜いろいろあった10大ニュース

住宅業界も、2008年は本当に大変な年でした。

着工戸数はその前年の基準法改正の影響の方が大きく
出ましたが、それをきっかけに倒産も大量に出ました。


昨年の住宅業界は一体どんなことがあったでしょうか。

いいことも悪いことも含めて、10個挙げるとすると、
こんなことがあった年であったと言えます。

 1)超長期住宅先導的モデル事業が始動
   〜7月第1回、11月第2回

 2)不動産系倒産多発
   〜急成長ビルダーから老舗ビルダーまで

 3)7月以降着工大幅増
   〜但し18年度比ではまだ減少、今期も110万戸割れか

 4)減収減益企業続出
   〜大手メーカーも戸建軒並みダウン、10月以降受注大幅減

 5)地価反転、完成在庫増、不動産市場は
   逆回転でパワービルダー急降下

 6)マンション着工大幅ダウン、投売り乱発

 7)ハウスメーカーも価格シフトダウン、ビルダーは
   1,000万円以下の商品へと更に下に降りる
   〜完全規格型商品ブーム

 8)住宅ローン減税が延長、拡充
   〜最大600万円の減税効果あり

 9)中古流通、再生事業が本格始動
   〜大手メーカーも「スムストック」立ち上げ

10)環境サミット開催
   〜省エネ住宅、ゼロエネルギー住宅への取り組み活発化


いいことというと、超長期住宅の先導モデルや、
住宅ローン減税の拡充、中古流通への意識の高まり、
また業界全体として環境への取り組みが活発化した
ことでしょうか。

あとは倒産や赤字、受注減と、どちらかというと
悪いことの方が多かったことは間違いないでしょう。

3)の着工については、7月以降は前年の反動で
大幅増のように見えますが、例年と比較すると
低水準で、大手メーカーの受注は11月以降、
急激に冷え込みを見せています。

年度末の着工戸数は100万戸に近づく恐れもあるくらいです。

(情報提供:株式会社 住宅産業研究所)

2009年01月05日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H21 1/5号)

今回のテーマ:ビルダー・工務店の事業多角化
         〜本業(戸建)強化のための周辺事業参入  後編     09年1月5日


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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●あけましておめでとうございます。

ナックの日下部です。


今日は2009年最初のメルマガなので、

「2009年、俺ならこうする!」

というお話をします。

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工務店の弱点・・・

「集客」

これを2009年は何とかしましょう!


なぜ、今「集客」なのか?

それは、工務店の集客は「チラシ」が中心で、
チラシでの集客は「博打」的な要素が強いのです。

30〜50万円かけて、1棟も取れなければ、
お金をドブに捨てることになるからです。

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どうするべきか?


私なら、「ネット戦略」に切り替えていく年にします。

いきなり全てを切り替えることは難しいので、少しずつ
切り替えていく。

6ヶ月間くらい、それに時間とお金を投資します。

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何からはじめるか?


マイホーム大学をはじめ、小予算で試す事ができる
工務店を紹介するポータルサイトに複数登録します。
http://r.myhome-univ.jp/index3.html (このページは現存しません)

複数のポータルサイトで試すのは、どんなキャッチコピーで
どんな文章で、どんな写真を載せると問合わせが来るのか?

それを2ヶ月間くらい試します。

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次の2ヶ月でやること・・・


ポータルサイトで反響が取れるキャッチコピー・文章・写真が
わかったら、ホームページを作ります。

ホームページは、SEO対策と言う、Yahoo!やgoogleで
上位に表示される作り方で作ります。

そのホームページは1ヶ月もあればできるので、
残り1ヵ月は広告を出して、費用対効果の良い広告の
出し方を探ります。

※わからない方は、3月くらいにセミナーをやると思うので
参加して下さい。

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最後の2ヶ月でやること・・・


ページをリニューアルする。
ページを増やす。

広告をやめて、SEO対策だけで反響を取り受注が
取れる流れを作ります。

問い合わせに対し、どのようにメールを返信するか?
問い合わせのお客様を、どうやって見学会に呼ぶか?
見学会のない月は、どのように接点を持つか?

これを構築します。

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この戦略を実行することで、得られるメリットとは?


「集客に困らなくなる!」


ネットでの集客は、大してお金がかかりません。
恐らく工務店さんの商圏だけに効率よく広告を
出すなら、どんなに出しても月に3万円くらいでしょう。

それで、月に1棟受注するペースをつくるのです。

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もし、この方法を詳しく知りたい方は・・・


マイホーム大学に本登録された方には、これから
ネット戦略について詳しくメルマガをお送りしようと
思います。

そこでは、メールに返信いただければ、アドバイスも
しようと思っています。

実際のメルマガ運営は、福島君というマイホーム大学の
工務店担当に任せますが、内容は私がチェックしたものを
送ります。

マイホーム大学の登録は
http://r.myhome-univ.jp/index3.html (このページは現存しません)

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最後に


2009年は激動の年になりそうです。
ノンビリしてはいけません!!

せめて半年先にどうなるために〜
という発想を持って取り組んでいきましょう!!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

ビルダー・工務店の事業多角化
     〜本業(戸建)強化のための周辺事業参入  後編


前回に引き続き、他の事業を住宅事業とリンクさせ、
全体の売上・利益を上げているビルダー・工務店の事例を
ご紹介します。


◆介護施設

今後ますます高齢化が進む日本の社会では、
高齢者の受け皿である介護施設が
確実に必要になってきます。

完成直後の入居率が、マンションやアパートと比べて高く、
早い段階で収益を見込むことができます。

住宅事業との直接的な相乗効果は高くないかもしれませんが、
単体の別事業として行う住宅会社は増えてきています。

介護関連事業は社会的価値が高い事業であるため、
地域での信頼獲得に結び付くと言えます。


埼玉県熊谷市のC社は、県内の2ヶ所で
デイケアサービスセンターを
運営しています。

どちらも築100年を超える古民家を改装したもので、
普段は送迎、食事、入浴などのサービスを行っています。

更には、社長自らが座長を務める劇団の公演や、
芸能人を呼んでのショー、フリーマーケット
などのイベントを定期的に開催し、
デイケアサービスの利用者だけでなく、
地域住民や住宅事業のOB客、協力業者
なども集めています。

C社ではこの事業で利益を出すことは考えていないようですが、
住宅受注に繋がることがないとは言い切れませんし、
少なくとも地域への広告効果は見込めます。

介護関連事業は、ノウハウがないとなかなか手を出しにくい
事業かもしれませんが、成功事例を参考にして検討してみる
価値はありそうです。


◆リフォーム

住宅事業と比較的近く、参入しやすい事業としては
リフォームがあります。

すでにOB宅の修繕や設備交換などから派生して、
リフォーム事業を行っているビルダー・工務店も
多いのではないでしょうか。

OB客のフォロー中心に、小規模リフォームで数を
稼ぐのも一つの方法です。

しかし、それだけでは工事1件当たりの単価が低く、
決して効率的とは言えません。


6月9日及び16日に配信したメルマガでもご紹介しましたが、
効率よく収益を上げられるリフォームとして最近注目を集めているのが、
「中古再生」や「リノベーション」です。

「中古再生」は中古住宅をリフォームして再生させるということ。

一方、「リノベーション」という言葉は、新築以上の品質・設備・
デザインにこだわった改装・増改築で、既存の中古住宅を一新し、
付加価値を高めるようなリフォームを表すときに使われます。


日本は欧米諸国に比べて、中古住宅の流通が極めて少ないと
言われてきましたが、最近では環境保護の意味からも、
中古住宅の流通・再生への注目は高まっています。

一度自社のストックを見直し、建替え狙いではなく、
リフォーム狙いでいけば高単価の大型改装・増改築が
取れるかもしれません。

逆に、リフォームをお勧めするうちにお客様の気持ちが高まって、
建替えに発展する可能性も充分にあります。


リフォームの対象となるのは戸建のみではありません。

岩手県盛岡市で主にローコスト住宅を手がけるD社は、
半年ほど前からアパートの中古再生事業を開始しました。

3大都市圏以外のローカル県や人口流出が多い地域では、
アパート入居率が低下し、せっかく建てたアパートの価値を
生かしきれずに悩んでいるオーナーが増えています。

そこで、資産価値を再生する事業の需要が生まれるのです。


D社では、入居率が下がったアパートを改装するだけでなく、
10年間の家賃保証をすることで、オーナーのリスクを
軽くしています。

だいたい2〜3ヶ月に1回のペースで、入居率低下に悩むオーナーを
対象にセミナーを開催していますが、最近開催したセミナーには
20組が来場し、18組が相談に進んだといいます。

この半年間で、すでに5〜6棟を受注し、今期はこの事業だけで
5000万円の売上を見込み、近い将来には2億円規模の事業に
育てる計画です。


新しいことを始めるのには、それなりの勇気が必要です。

しかし、右肩下がりの住宅市場で新築戸建住宅の需要を
食い合っているだけでは、生き残れない時代が目前に
迫っています。

戸建事業の存続を図るためにも、あえて住宅以外の事業に
目を向けてみる必要があるのではないでしょうか。


(情報提供:株式会社 住宅産業研究所)

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