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2008年12月15日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 12/15号)

今回のテーマ:大手メーカーに株を奪われるな!〜伝統技・・・後編 08年12月15日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


●お世話になります。ナックの日下部です。

今日は・・・・暴露ネタを。

ここでの話がナックとして最初の案内のようです。

だから、暴露・・・(^◇^)


あなたにとってのメリットは・・・
今すぐ利益が確定できるかも知れない!!

ということです。



知りたいですか?



その前に・・・皆さん。
1月20日と21日の予定は空けておいて下さい。



●内容はこれ!!
http://www.nac-consul.com/nacforum2009.pdf (このページは現存しません)



で・・・
これに絡めて、あることをはじめて暴露します。




1回しか言いません。




心の準備はいいですか?




--------------------------------------
ナックがメーカーと交渉したので、

部材を安く購入できるようになります!
--------------------------------------



「え?!

いまさら、部材かよ〜」




ガッカリしましたか?



それとも、

「ナックが交渉するといくらになるか?」

興味を持ってもらえました?




もちろん、他所で買える金額であれば、
わざわざこんな紹介をしませんよね?!



私も詳細は聞かされていませんが、

担当者は自信満々で私にこう言いました。


「ローコストビルダーとしても有名な、
ほにゃららホームよりも、
”確実”に安くなるとしたら?」

と・・・。



コストダウンを教えているナックが、コストダウンしたら、
あの部材がここまで安くなるのか〜


と思ってもらえるほど、安くなっていて、
それがあなたにも利用できるとしたら・・・?




いや〜、いいサービスですね〜(^_^)
(自社自賛)



私は部材の事をよくわからないのですが、
今手元にある資料には・・・

・・・・・・など、19商材を厳選し・・・・

・・・・・・など16業者を紹介・・・・

と書いてあります。



この不景気に、少しでも手元に利益を残すには、
確実に仕入れを落とすことですよね〜。


この、部材の紹介も、上記のナックフォーラムで
行なうようです。


参加費の元は簡単にとれるでしょ?!

https://f.msgs.jp/webapp/form/11701_bir_55/index.do (このページは現存しません)



暴露話でした(^o^)



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●


大手メーカーに株を奪われるな!
  〜伝統技術と自然の恵みを活かした家づくり〜 

          後編


2.自然の恵み+先進技術でエコアピールする大手メーカー

大手メーカーでは、前回紹介したような設計の工夫だけでなく、
先進技術を駆使した「サステナブル住宅」の開発にも注力して
います。


まず、各社に共通しているのが、次世代省エネ基準を最低限
とした、断熱・気密性の高さ。

それを前提として、邸別の日照・通風シミュレーションなどは
殆どのメーカーが独自のシステムを開発していますし、地中熱
や地下水を利用した省エネタイプの冷暖房システムも登場
しました。

何度も再生利用できる部材の開発なども進んでいます。

もはや、同じ「サステナブル」でも、企業独自の個性を
アピールする段階で、様々な取り組みが見られます。

・A社〜屋上・壁面緑化がテーマの商品を発売
 高さ2m程度の木も植えられる屋上用プランター、
 自然土の1/2〜1/3の重さの人工土壌、
 雨水利用による自動水やりシステムなど開発。

・B社〜木を活かしたエコ
 主要構造材における国産材比率51%、
 地域限定で100%を達成し森林活性化に貢献、
 建設発生木材等を原料とした木質燃料による発電事業。

・C社〜究極のゼロ・エネルギー住宅
 省エネ仕様・太陽光発電性能の向上により、居住時だけでなく
 建設時に消費される エネルギー量も回収できる住宅の実験を
 北海道で実施中。


中でも、いち早く「サステナブル」を企業戦略の柱に据えたD社は、
2年ほど前に東京の住宅街にサステナブル住宅の試行棟を建設し、
いかに自然の力を活かして「快適で環境にやさしく健康的な暮らし」
ができるか、居住実験を実施中です。


主な設備は下記のとおり。

【D社 サステナブル実験棟の主な設備】
 1)エネルギーを効率よく利用
 ・間伐材等を加工した燃料を使ったペレットストーブ。CO2抑制、灰も少量
 ・地下水をヒートポンプとし、エアコン・床暖房に利用
 ・都市ガスで発電・給湯する燃料電池
 ・地下水で土間下を冷却し輻射冷房
 ・日射熱等で水パックを温め、日中から夜間に自然放熱して暖房補助
 ・ガラスを使用した薄膜型太陽電池で、電池の下側にも光を通す

 2)地球環境にやさしい材料
 ・自然鉱物を使用したリサイクル可能な壁下地材
 ・縁側は栃木産集成材を使用し、釘や金物を使わない木栓方式で施工
 ・岐阜産檜を使用した木製サッシ
 ・廃ガラスを原料としたタイル
 ・秋田杉を使用したルーバー。視線を制御し通風を確保
 ・国産檜無垢床材。仕上げに自然系塗料を使用
 ・主な照明は、数年後に蛍光灯並みの照度が期待されるLEDを使用
 ・ペットボトルを再利用した断熱材
 ・廃材をチップ化した下地構造材。再度リサイクル可能

 3)自然と調和した暮らしを楽しむ
 ・可動式畳コーナー。縁側に出すなどして、季節の祭事を楽しむ
 ・環境情報やエネルギー消費を解析するナビゲーション。開口部の開閉なども指示
 ・バルコニーへ移動できる可動式の檜浴槽
 ・空気層のある雪見障子。光・熱を緩衝
 ・熱気を排出する縁側欄間サッシ。ナビゲーション連動で自動開閉も
 ・階下へ光を通すアクリル板の床。夏場は取り外して通気確保
 ・気温が上ると自動的に白濁して日射を遮蔽するガラス
 ・杉間伐材保水マットを利用した屋上緑化及び水耕栽培菜園
 ・高知産杉集成材を使用したらせん階段。通風・採光確保
 ・勾配屋根に保水マットを敷き、芝を植えて緑化


この実験プロジェクトのコンセプトは、「自然の循環を支える
木から学ぶ」と「自然と親しむ日本の暮らし」の2つ。

このコンセプトの通り、上記設備の中には「実用化はまだ先」
という先端技術だけでなく、随所での国産材使用や、木栓方式
で施工した縁側、雪見障子など、日本の風土や文化を見直した
アイディアも含まれています。

工務店としては、鉄骨プレハブメーカーがここまでしている
ということに注意を払わなければなりません。



3.「自然素材派」ビルダーが増加中

多くの地域ビルダーや工務店にとって、一番身近な自然素材は、
やはり「木」。

実際、今年採択された200年住宅モデル事業でも、地場の木材の
活用や流通についての提案が目立ちました。


その他の自然素材についても、環境配慮だけでなく、シックハウス対策
という点からも注目が集まっています。


建材メーカー各社も開発に注力していることから、地域ビルダー
でもそれらの建材を取り入れて、「自然素材派」をアピールする
ところが増えてきました。

また、自然素材を使って独自のアイディアや技術をアピールする
企業もたくさんあります。


【自然素材派地域ビルダーの例】

 ・E社〜室内壁に液状木炭を塗ることで空気清浄および調湿効果
   木炭効果を循環させるために埋め込んだ地中アダプターにより、
   菜園などの周辺土壌にも良い影響を与える

 ・G社〜床・壁・天井に無垢材を使用し調湿・蓄熱・輻射熱効果アピール
   蓄熱レンガを使った暖房

 ・H社〜100%国産材使用、無着色畳、植物性塗料

 ・I社〜バイオマス燃料で燻煙処理した地元産材の構造、羊毛100%断熱材

 ・J社〜本格レンガ積み、珪藻土塗り壁、無垢材の床・建具


上記はほんの一例で、インターネットで「自然素材住宅」と
検索すれば、1000万件を超える結果が表示されます。

従って、ただ「自然素材」というだけでは差別化にならず、
お客様に共感される「思想」や「コストパフォーマンス」
が必要です。

実際、上記の企業の中には、自然素材に加えて
「坪25〜30万円台」という価格明示で差別化を
図っているところもあります。


今や、住む人の利益(快適、健康、コスト)を確保した上で、
自然と共生しながら、100年、200年先を見据えて家づくりを
しなければならない時代となりました。

日本家屋が受け継いできた知恵と自社の技術を、次世代に
どう活かしていくかを考えることは、企業規模に関わらず、
住宅供給業者の義務であるとも言えます。



●次回予告

次回のテーマは、

”ビルダー・工務店の事業多角化 
 〜本業(戸建)強化のための周辺事業参入”

・リフォーム
・雑貨店・ケアハウスの事例 他

を前・後編にて予定しています。

ご期待下さい!!!!!

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