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2008年08月29日

【工務店MBA】号外です!(H20 8/29号)

今回のテーマ:号外です!                        2008年8月29日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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こんにちは。ナックの日下部です。

今日は【工務店MBA】建築業界の最新ニュースの【号外】です。


でも、まだ「お客様を紹介します!」ではありません。


以前、


「お客様を紹介できる、サービスを作っているので、
それが完成したら、一番最初に工務店MBAの読者の方に、
号外というかたちでご案内しますね!」


というお話をしていたので、ガッカリさせてごめんなさい。

もう、まもなく「号外」で、お客様紹介について、お送り

できると思います。(何事も無ければ来週中?)





でも、今回のお話も皆様にとって、

「そういう情報なら、どんどん送って〜」

というお話だと思いますよ!!



実は、昨日から、新しい小冊子をリリースしています。

この小冊子の内容は、私も“太鼓判”を押しています。



なぜなら、著者の橋爪君に、このマーケティングを教えたのが

「私(日下部)」

だからなのです。ちょっと、自慢です(^_^)v



この本には、「ホームページから家を売る」ための、

インターネット戦略が、本を逆さにして読んでも理解できる

ほど簡単に書かれています。



これで、無駄なチラシを打つことなくなりますね!

これで、集客に悩む事がなくなりますね!



工務店MBAの読者の方には、そうなってもらいたいです。

だから、是非読んでもらいたい1冊です。


http://www.nac-consul.com/web20sb.html(このページは現存しません)



で・・・

資料請求してもらえるように、色々準備しました。



私の管理しているサイトからリンクを貼ってみて、

キチンと申込がしてもらえるか、チェックしていたら・・・



気が付いたら3冊くらい、工務店さんから問合わせが入ってました。

ちょっと目を話したすきに・・・。



興味を持ってもらって、ありがたい話です。




でも、残念なこともあります。

初めて刷り上ってきた小冊子を見てビックリ!!

原稿にミス(誤字脱字)がありました。

(お恥ずかしい話です)


しかも、本を書いた橋爪君のミスではなく、印刷屋さんの

ミスの疑いが・・・。



橋爪君からすると、初めて書いた小冊子で、資料請求されて

読まれるだけでもドキドキしたり、恥ずかしかったりするのに、

この完成度では・・・、きっとガッカリしているでしょう。



ですので、皆さん読むときは、細かいことを気にせず、

素晴らしい内容に集中してお読み下さいね!



●資料請求はコチラ

↓↓↓↓↓↓↓↓

http://www.nac-consul.com/web20sb.html(このページは現存しません)

2008年08月25日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 8/25号)

今回のテーマ:守りに入った50〜60代攻略法 【後編】  2008年8月25日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに


こんにちは、日下部です。


今日は改めて物の価値について、お話ししたいと思います。


きゅうり1本39円。


この値段は私が奥さんと一緒に、よく行くスーパーでの金額です。
皆さん、この価格ってどう感じられますか?

高いですか?安いですか?



私は安いと感じます。

それは、私自身きゅうりを育てて、作って食べたことがあるからです。


作り方も悪かったんでしょうが、私がつくったきゅうりは、
味は同じなんですが、曲がったり、大きさが均一でなかったりと、
見た目が悪いものでした。


実際、スーパーで売られているような、立派なきゅうりをつくるのは
とても大変なことだと思います。


夏、畑の雑草を刈るのでさえも、半端でない労働です。


そんな思いをして、作ったことがあるという意味で、
安いなぁと感じるということです。


最近では、野菜がインターネットのサイトでバカ売れしているそうです。
しかも、そのサイトでの価格は通常の1.5倍。

なぜ、通常より高いものが売れているのか?


そこには、そのサイトの信念・理念がそうさせているのだそうです。


実際にお客様の声では、「高くてもおいしいから価値があるし、
考え方に共感した」とのコメントが満載です。
なぜ、この商品はこの価格なのか?


ここに明確な答えと、購入者が共感できる内容をつけることが、
現在のビジネスの重要なポイントになっているようです。


みなさんが建てられている住宅はなぜ、その仕様で、
その価格なんですか?



改めてなぜ?と問いかけてみることで、新たな価値がみつかるかもしれません。


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●


テーマ 「守りに入った50〜60代攻略法 後編」



3.熟年戸建居住層=建替え客ではない!


<最近の熟年客の特徴2>

・戸建居住者=建替え客ではない ⇒ 田舎居住、都心マンション、Uターン等
・中高年=中高級+低層客(中高年客≠中高級客)
・夫婦のみなど小家族が多い	
・定年後も働くケースが多い
・子供との距離感が家づくりに大きな影響
・インフレ懸念で、本来3〜4年先の建替え客が前倒しで動いている

もう一つ忘れていけないのは、古い戸建て住宅に住む熟年客だからと言って、
建て替えとは決まっていないということです。

特に都市部では、面倒な建て替えより建売の購入を考えているかもしれませんし、
田舎住まい、マンション暮し、田舎へのUターンなど、選択肢は沢山あります。

こうしたことは、子世帯と同居か近居か別居かなどによっても
大きく左右されます。


以上から熟年層攻略のポイントを要約すれば

・熟年客は予算はじめ1人1人バラバラで、
 どんなお客様か見抜くことが営業の基本
・ムリをさせない建築費を提案、但し質は落とさない
・どういう家が欲しいかより、今後どういう暮らしをしたいかを聞く
・営業担当者はできれば40代以上のベテラン

戸建て居住者=建替え客=中高級客
といった従来の先入観で接客しないことがまず基本。

低予算客に高級提案しても、高予算客に低級提案しても商談は壊れます。

低予算客でも、本物を見抜く目は持っているはずで、
質を落とさないためには、夫婦二人で本当に40坪が必要かといった
これまでの常識の見直しも必要です。

いずれにしても営業的には難しいお客様であり、
生活経験の浅い若手での対応は不満を持たれる原因となり、
なるべくベテランに担当させるか上司とのペア営業が望ましいと思われます。



4.熟年層の集客法


そうは言っても、やはり若年層に比較すれば上級客であることに変わりなく、
住宅各社とも攻略に知恵を絞っています。

その中で熟年層の集客に比較的効果のある営業手法を挙げれば、
以下のようになります。

・イベントのタイプ   各種見学会、セミナー
・イベントのテーマ   二世帯同居、建替え、移住、平屋、狭小地、耐震
・メセナ        コンサートなど中高年向けイベントを後援
・広告宣伝       中高年向け雑誌、ラジオなどに広告

客層が様々な分、これという決め手はないのですが、
比較的効果が高いのが現場見学会、その中でも完成現場です。

最後の家づくりになるだけに失敗は許されず、モデルハウスだけでなく
実物で確認したいというニーズが強いためと思われます。

またどこへでも出かけていく若年層に比較して情報収集活動は消極的で、
近所で行きやすいということもあるようです。

ついで多いのがセミナーで、ネットなどで広範に収集する若年層と違い、
自分の関心のあるテーマについて専門家から話しを聞きたい
というニーズが多く、真面目に勉強したい姿勢が目立ちます。

見学会やセミナーのテーマとしては、二世帯同居が
安定的に集客しています。

建築家などが、上手に二世帯同居するためのプランなどについて講演、
終了後個別相談というパターンです。

最近人気なのはUターンや移住に関する情報提供で、
特に宮崎、沖縄等が人気です。

また平屋や狭小地建替えの現場見学会も、
実物を見ると納得しやすいだけに、集客も良好です。

(情報:株式会社 住宅産業研究所)

●次回予告

次回のテーマは、

”インターネットの有効活用例 ”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!


2008年08月18日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 8/18号)

今回のテーマ:守りに入った50〜60代攻略法 【前編】  2008年8月11日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに


こんにちは、日下部です。

今日からお盆休み明けのお仕事が始まりました。
休みボケを解消する一日になるかと思っていたのですが、
とんでもない・・・。

私は今、非常に焦っています。


ご存知の方も多いと思いますが、建築業界はお盆休みに
激震が走りました!

++++++++ネットで流れたニュース参照++++++++

東証一部のマンションデベロッパーのA社が、2558億円の負債を
抱えて民事再生法適用を申請した。
今年、日本で最大級の倒産規模となった。

サブプライム問題の影響で国内金融機関の貸し渋りが
資金繰りを大きく悪化させた。

+++++++++++++++++++++++++++++

というニュースが流れました。


これにより、広島銀行と福岡銀行が大打撃を受けているらしく、
広島・福岡エリアの工務店さんへの貸し渋りも厳しくなるかも
しれませんね。。。


こんなニュースが流れると、私も早くお客様を紹介できる仕組みを
作らなければ・・・と焦ります(T_T)

でも、もうすぐ案内できそうです。
何とか今月中には・・・


今後の流れを理解する上でも、今回のメルマガの内容を、
しっかりと分析してもらいたいと思います。

これからのターゲット、価格帯、販売戦略の基準になるかもしれません。


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●


テーマ 「守りに入った50〜60代攻略法 前編」



1.注文住宅顧客の約4割が熟年客


注文住宅着工数に見る住宅市場は20年度に入っても厳しい状況が続いています。

          18年度実績   19年度実績   20年度予測
全住宅着工数      129万戸     104万戸          92万戸
内注文住宅着工数        36万戸          31万戸          29万戸

ご承知のように平成19年度の住宅着工数は、確認申請厳格化の影響などで
上記に示したように、全体で104万戸と対前年度比で20%近い激減、
注文住宅も12.4%減の31万戸という厳しい結果に終わりました。

その厳格化による混乱も昨年中にほぼ解消し、今年度は18年度レベルまで
回復することが期待されてスタートしましたが、4〜6月の第一四半期が
終わった段階で見てみますと、全着工数で11%減、注文住宅で6.7%減と、
19年度さえ下回っています。

このまま行きますと、全着工数は100万戸を大きく下回り、
注文住宅も30万戸を割りかねません。

そこで期待されているのが、注文住宅市場では50代以上の熟年客の動向です。

長い間持家市場の牽引役だった若年層が、需要の一巡や価格の上昇による
購買力の低下でこのところ元気がなく、その穴を埋める役割を50代以上の
熟年層に求められているわけです。

実際下の国交省調査を見ると分かるように、注文住宅建築主の39%は
50代以上が占めており、30代を上回っています。

特に工務店の場合、ハウスメーカーや大手ビルダークラスより
熟年客比率が高いケースが多く、重要なターゲットです。

しかし、営業現場からの報告によると、ここへ来て熟年客の動きに
従来にない変化が出てきています。

展示場等への来場数が思ったほど増えない、
来場はしても先延ばしする客が多い、
おカネはあるはずなのに予算に対して厳しい等々。

つまりこれまでと同じ感覚で対応していると、大事なお客様を
逃がすことになりかねないのです。


◆注文住宅建築主の年齢分布(国土交通省 19年度調査)
20代	30代	40代	50代以上
7%	35%	18%	39%




2.熟年層で増える中低予算客


 注文住宅市場における中高年客は、住宅会社側から見て一定のイメージ
があります。

戸建て持家居住者=建替え客=土地有りである、
予算に余裕がある=提案次第で予算がアップする、
こだわり客である=提案力勝負である等々。

確かにそういう面も否定は出来ませんが、ここへ来て以下に述べるような
新しいタイプの熟年客が増えており、従来の常識にとらわれないことが、
上手く受注するポイントです。


<最近の熟年客の特徴1>
・年金不信やインフレ懸念など、将来に対するこれまでにない必要以上の不安
・自己資金の範囲にこだわった予算で、弾力性に乏しい
・旅行等楽しい老後の資金はきちんと確保
 
年金や物価など将来に対する不安は、世代を超えた国民共通の問題ですが、
年金暮らしに入ろうとする、あるいは既に入った熟年層にとって、
現役層には想像がつかない強さがあるのは当然でしょう。

特にここ1〜2年の食品やガソリンなど身近な物価の高騰は、
これを決定的なものにしたと言えます。

これまで以上に老後の資金を確保し、残った自己資金の範囲内でという
「キャッシュ客」が増えているのです。

と言っておカネがないわけではなく、旅行資金1000万円は確保されているのです。

だからと言って、オプション提案で老後や旅行の資金に手を付けさせようとすれば、
商談は壊れます。

こうしたことから熟年客の中にも、実際の所得は別として予算的には
中低級層と言えるクラスが増えてきています。

このことは下表に示したように、建築予算3000万円以上が一番多いのは
やはり50代以上ですが、同時に1500万円未満が一番多いのも
50代以上であることが示しています。


◆年齢別注文住宅の建築予算(展示場協議会データ)
    〜1499万円  〜1999  〜2499  〜2999  3000万円  〜平均
全体      11.5%   29.3%   29.3%   14.3%    15.6%    2298万円
20代      10.3%   32.1%   28.5%   13.1%    16.0%    2267万円
30代       9.1%   30.7%   31.5%   16.0%    12.7%    2262万円
40代      12.9%   29.8%   23.8%   12.2%    21.3%    2351万円
50代以上   18.4%   21.5%   23.3%   12.2%    24.6%    2375万円

(情報:株式会社 住宅産業研究所)

●次回予告

次回のテーマは、

”守りに入った50〜60代攻略法 後編”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!


2008年08月11日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 8/11号)

今回のテーマ:コンパクトハウスの需要が顕在化 【後編】  2008年8月11日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに


こんにちは、日下部です。


皆さんは夏休みはありますか?

弊社では13〜17日まで5日間の夏期休暇を頂きます。


私は犬(ミニチュアダックス)を2匹飼っているので、

奥さんと犬と避暑地に行きます。


と、言いたいのですが、どこにも行きません。


なぜ、夏期休暇にどこにも行かないのか?


それは・・・

工務店さんのために、●●の準備をしなければならないから?


いいえ違います!



それは・・・

それは・・・


予約するのを忘れたんです・・・(T_T)


嫁さんから頼まれていたのですが、仕事が忙しくて忘れました。

それはもう、カンカン(怒)ですよ・・・。



誰か、良い方法があったらこちらまで・・・

kusakabe@nacoo.com

教えて下さい(^O^)/




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

テーマ 「コンパクトハウスの需要が顕在化 後編」


6.今後の需要増加が見込まれる「減築」リフォーム

住み慣れた家の部屋数を減らしたり、コンパクトにサイズダウンする
「減築リフォーム」も、じわじわと人気を集めています。

それだけ、子供が独立するなどして大きな家をもてあましている
お宅が多いということでしょう。

実際、あるインターネット調査によると、減築に興味がある人の多くが、
現状では子供部屋、収納、客間などを有効活用できていないと
回答しています。

この調査で「減築に期待する効果」として
3〜4割の人が回答しているのは

 ・掃除の負担が軽くなる 
 ・冷暖房の効率がよくなる 
 ・固定資産税を減らせる
 ・家の中の移動が楽になる
 ・耐震性が上がる
 ・不要な部屋をなくし、必要なスペースを広げられる
 ・住宅のメンテナンス費を抑えられる

といった項目で、大半が前に挙げた平屋のメリットと共通しています。


実際、3世代6人家族が夫婦2人になったことで、
2階部分をそっくり取り除いて平屋にリフォームしたという
減築の実例もあります。

このお宅では、リビングダイニングの壁を取り払い、
さらに4畳半の畳コーナーとつなげて、広々としたLDKを獲得。
この空間は、独立した子供たちの家族や、
お友達をもてなす場所としても活躍します。

また、主寝室にはクローゼットのほかに大型の納戸を設けたり、
ひざを曲げて入浴していた浴室を1616サイズのものに変更するなど、
ゆとりある生活を送れるようになったとのことです。
 
2階を平屋にするという大胆なものでなくても、
2階の子供部屋を取り除いて吹き抜けにしたり、
活用していない空間を中庭や趣味のための空間、
駐車場にしたりという減築パターンもあります。

吹き抜けや中庭は通風・採光を向上させますので、
明るく開放的な空間が生まれますし、断熱リフォームと合わせて行えば
省エネにもなります。
 
このほか、居住部分をコンパクトにまとめて、
それ以外のスペースを賃貸用住戸とする減築リフォームもあります。

これなら賃貸収入が得られることで資金計画や老後の生活設計が
立てやすくなりますので、中高年からの需要も少なからず
あるのではないでしょうか。



7.共同建て賃貸の空室対策にも有効

共同団地の減築リフォームも、近ごろ注目を浴びています。

先行事例を紹介しましょう。

ドイツのある都市では、人口が半減し住宅の2割が空き家となって
しまったことで、大型団地を減築して蘇らせることにしました。

減築の内容は、5階建てを3階建てにしてメゾネットにしたり、
横に長く連続した団地を分断して角部屋を増やしたり、
余分な建物を撤去して広場にしたりといったものです。

この減築によって、各住戸だけでなく団地全体の居住性が向上し、
建物が低層になったことで耐震性もアップしました。

この事例がいくつかの国際的な都市計画賞を受賞したことで、
世界的に「減築」に注目が集まるようになったのです。
 
日本でも、古くからある団地では人口減少や高齢化が進み、
「オールドタウン」と揶揄されるほど急速に衰退しています。

その1つである東京都西部のひばりが丘団地では、
試験的に「減築」計画が進められています。

すでに住民が退去した4階建て1棟(エレベーター無し、24戸)を
3階建て11戸にするというもので、2〜3階をメゾネット化する
などして居住空間を広げることにしています。
 
この考え方は、大型団地だけでなく、
空室に悩む個人経営のアパートにもあてはめられます。

複数の住戸を1つにまとめて開放的なプランにする、
最上階を屋上テラスにリフォームする、
余分な住戸を撤去して駐車場や庭にするなど、
付加価値を高める方法はいくつも考えられます。

以上見てきたように、平屋建築や減築リフォームには、

「使い勝手や住み心地を改善したい」 
「安く建てて、入居後も生活費や税金を節約したい」
「余分な部屋を趣味の空間にしたい」
「余分な部屋を、収入を生む空間にしたい」 

など様々な期待が寄せられています。

お客様それぞれの目的や趣旨を的確に把握することが、
平屋・減築を成功させるポイントとなります。

(情報:株式会社 住宅産業研究所)




●次回予告

次回のテーマは、

”守りに入った50〜60代攻略法 前編”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!


2008年08月04日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 8/4号)

今回のテーマ:コンパクトハウスの需要が顕在化 【前編】  2008年8月4日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに

こんにちは!ナックの日下部です。


皆さんにお知らせです。

工務店MBA事務局に2名のスタッフが増員されました!

うれしいです(^o^)


では、自己紹介を・・・

●黒川篤(クロカワ アツシ)

ナックに入社してまる5年。
埼玉県出身の黒川です。

新宿支店→福岡支店→サポート
→工務店MBA
と営業からサポートまで
フットワークを武器に
駆け回っていました。

今回は、縁あって
日下部さんと一緒に
工務店MBAをやっていくことになりました。

みなさんこれから宜しくお願いしま〜す!^^



●福島 隆行(フクシマ タカユキ)

はじめまして、新しく工務店MBAのメンバーに加わりました福島です!

ナック暦は6年とまだまだ浅いですが、今まで工務店さんのコンサル?
(お手伝いw)をしてきました。

得意なことは実家が建設業をやっているため、現場の苦労をしっている
ことです。

机上の空論ではなく、自分が今まで見てきた成功事例をご紹介していきたい
と思っています!




え〜〜っと、なにか堅苦しい挨拶ですね!


でも、彼らに協力してもらうことで、皆様に「お客様を紹介する」

というサービスを提供できるようになる期間が短縮されるのです!


それまで、彼らをビシビシ鍛えていこうと思います。

以後、よろしくお願いいたします。


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

テーマ 「コンパクトハウスの需要が顕在化 前編」

1.少子高齢社会で“小型化”する家族
少子高齢社会に突入した今、日本の人口・世帯構造がどのように
推移しているか、皆さんはご存知ですか?

国勢調査によると、65歳以上の高齢者が人口全体に占める割合は
1960年時点では5.7%、それが2005年には20.2%と4倍近いボリューム
になっています。

世帯数を家族形態別に見ると、最も多い「夫婦と子」の世帯割合は
38.2%から29.9%に減少

その代わり増えているのが単身世帯(16.1%→29.5%)と
「夫婦のみ」世帯(7.3%→19.6%)です。

当然、家族の人員も減少傾向で、1世帯あたり4.14人だったものが、
2005年には2.55人となっています。

この傾向はさらに強まり、2030年には65歳以上の割合は31.8%、
単身世帯は37.4%へと増加。夫婦のみ世帯は変わらず19.2%ですが、
夫婦と子の世帯は21.9%へと減少し、1世帯あたりの人数も2.27人に
なると予想されています(国立社会保障・人口問題研究所)。

つまり20年後には3人に1人が高齢者で、単身あるいは夫婦のみの世帯が
6割と過半を占め、子供のいる世帯は全体の5分の1のみという
社会になるということです。


2.日本の住宅面積は縮小傾向

上記のような背景もあり、より広い家を求めて拡大を続けてきた
持家の平均床面積は、この10年ほどで141�uから131�uへと10�u縮小し、
120�u以下の小型住宅の割合は35%から43%へと増加しています
(着工統計)。

狭小住宅と言うと、「敷地が狭いから」だとか「建築費を予算内に
収めるため」など、後ろ向きなイメージを持つ人が大半でした。

しかし、少子高齢社会を迎えたことで、敷地や予算などの制限とは
関係なく、身の丈で暮らしやすいという考えから、積極的に
「コンパクトな家」を求める層が増えてきたのです。


3.省エネで手間要らず、平屋のメリット

まず、平屋のメリットとして、

 ・ワンフロアで生活が完結(掃除などのメンテナンスが楽)
 ・2階建て、3階建てに比べ、構造強度の確保が容易
 ・外装のメンテナンス時に足場が不要で省コスト
 ・無駄なスペースがなく省エネ

などが挙げられます。

何と言っても、加齢によって体力が低下したお年寄りには、
家の中に階段がないとういことが大きなメリットになります。
万一、車椅子での生活を送ることになっても安心です。

また階段がないことで動線の自由度も増し、設計の工夫によって
掃除や洗濯などの家事がさらに楽にこなせるようにもなります。

お年寄りだけの世帯にとっては、災害時の安全確保も重要ですが、
上階の荷重がない平屋なら強度の確保が容易で、地震や台風への
不安も軽減されます。

また、屋根や外壁のメンテナンスが必要になった場合、2階・3階建て
に比べて時間と費用が削減できるという点も、大きなメリットです。

無駄なスペースがないことで省エネにも貢献し、光熱費を節約する
こともできます。


4.中高年向け「生活を楽しむ」平屋

団塊世代など、「老後に備えて平屋を建てたい」という健康な
中高年に提案する場合、上に挙げたメリットのほかに重要になるのが、
「生活を楽しむための付加価値」提案です。

他社と競合した場合、差別化手段として何らかの提案をしなければ、
自社を選んでもらえないと言ってもいいでしょう。

実際、大手メーカーから発売されている平屋の多くが、

 ・和で四季を楽しむ家〜囲炉裏や縁側などをモダンにアレンジ
 ・別荘のような家〜土間やデッキと連続した、居室と廊下を
  区切らない開放的な空間
 ・個を尊重する家〜夫婦それぞれの寝室をクローゼットで
  緩やかに仕切る
 ・趣味を楽しむ家〜車、音楽、陶芸、読書など趣味に没頭できる
  スキップフロア

というように、「大人の暮らしを楽しむ」だとか、「自分らしさを大切に」
といったコンセプトをアピールしています。

5.貸家住まいの持家断念層に向けて

 住宅のコンパクト化が進んでいる背景には、価格を下げたい、
若年層でも家を持ちたいというニーズもあります。

これは平屋だけに限ったことではないのですが、アパート住まいの
若年層は、自己資金も少なく、土地なし客が大半です。

よって土地を含めて2000万円以内といった住宅が必要とされて
くるわけです。

こういったニーズに向けて、30〜35坪程度の狭小タイプで、
価格が1000万円前後といった商品を投入してきている
ビルダーが多く出てきました。

平屋でも2階でも、特に地方において顕著です。

やっぱり大都市圏であれば、土地が高いために2000万円を切る
ということは難しく、都市部の若年層は、更に狭小の建売住宅や
マンション、中古住宅に流れているようです。

コンパクト住宅は快適さを求める中高年から低価格を抑えたい
若年層まで、幅広く需要が拡大していると言えるでしょう。


(情報:株式会社 住宅産業研究所)



●次回予告

次回のテーマは、

”コンパクトハウスの需要が顕在化 後編”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!

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