2017年08月01日

株式会社リガード

株式会社リガード

ナックと出会う前の会社の状況を教えてください

株式会社リガード.現状に満足しない気持ちと、
自分でコントロールできないもどかしさ

外資系半導体商社の上場企業を辞めた後、不動産会社や土地オーナーへ土地活用のコンサル(開発行為許認可取得・土木設計等)・測量・登記をする会社で働いていました。自らの自由を取りにいくため、頑張っている人を引き上げたいという事を志して、不動産仲介、不動産売買、建売りを始めとする工務店機能もある会社を設立しました。
3人でスタートした当初は、不動産屋との人脈を活かして新築のお客様を紹介していただき、競合他社とのプレゼン競争に参加してました。お陰様で受注は獲れていましたが、他社と競合するお客様ばかりなので価格競争は避けられなかったですし、受注が増えていくとともに不動産屋から紹介してもらえるお客様も増えていったので、一時は年間30棟をやっていた時期もありました。

その頃の一番の悩みは、受注がすべて『自力ではない』こと。経営自体は困っていたわけではありませんが、不動産屋に自社の運命や将来も託しているままでいいのか、という葛藤は常にありました。売上も利益も依存していたので、まったく自分でコントロールできない状況だったんです。「自力で経営を安定させられる」方法はないかと模索していました。

自力で見込み客を探して、自力で営業して、受注する方法はないかと探しました。建売りの拡大や不動産紹介のローコスト住宅拡大を考えたこともありましたが、受注するほど経営は苦しくなると感じたので最終的に自社で自立した注文住宅をやろうと決意しました。

ナックのシステムを導入したキッカケを教えてください

株式会社リガード注文住宅を受注するために必要なものが揃っていた

注文住宅を提供することを決意したとはいえ、ずっと不動産屋からお客様を紹介してもらっていたので、チラシをまいたことも無いし集客したこともありません。必死に色んなことを試して、失敗して・・・トライ&エラーを何度も繰り返していました。でも集客が増えない状況だったときに、集客を得意とする工務店の社長が講演するセミナー案内のDMが届いたんです。無料だったし、とりあえず行ってみるかと(笑)。
セミナーに参加して聞いたのは、マーケティングが重要だということ。集客は、運や注ぎ込むお金によって出来るものでは無いということでした。

自力で注文住宅を獲っていくうえで、やるべき事がセミナーで見えてきたので「これからやる事リスト」を作成しました。そして、ナックのシステムで出来ることを照らし合わせていったら、ほとんどツールが用意されていることに気付いたんです。
時間をかけて自分ですべてのツールを作り上げていくよりも、成功しているシステムを導入した方がスピードが圧倒的に速いなと思って、導入することにしました。

システム導入後、どのような成果・変化がありましたか?

株式会社リガード.たった6年で年間50棟の受注が自力でできるようになった

はじめは思い通りにいかないことが多くて何度も失敗していたのですが、そこで諦めても問題の解決は出来ません。何度も何度も試行錯誤しながら、つまづいたら他の工務店さんがどうやっているのかを聞くために全国へ足を運び、話を聞いて回りました。

そのうち徐々に成果が出始めて自力で受注できるようになって、不動産屋の紹介は受けなくても済むようになりました。と言うか、紹介を受けていた頃よりも圧倒的に経営がラクになりました。
今年は受注50棟(すべて注文住宅)で、3年後に年間100棟に到達することが今の目標です。「他社ではなく株式会社リガードで家を建てたい」とお客様に感じていただくことが出来れば、可能な数字だと思っています。

将来的なビジョンは、100年以上会社が存続できるように、どんな不景気になっても、市場の着工棟数が減っても、生き残るために本物の実力をもつ工務店になること。
そのために、これから10年以内にやるべき事、20年以内にやるべき事を明確にして、理想の光景を描いて、常に現状との差を確認するようにしています。理想の光景という、自分が目指す、なりたい姿を明確に思い描くことが出来れば、たとえ今が順調だとしても、現状に満足する事はありません。これからも貪欲に、本物の実力をもつ工務店を目指していきます!

会社紹介

株式会社リガード.株式会社リガード

■所在地:東京都国分寺市
■設 立:2010年10月
■社員数:18名
■受注数:50棟/年

実績一覧

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